もしかしたら知らない方も多くいるかもしれませんが、信玄餅と呼ばれているものが二種類あります。 金精軒と桔梗屋のもの。多くの方が信玄餅として認識しているものは桔梗屋のものではないでしょうか。 インターネット上で確認すると、「信玄餅という登録商標は金精軒がもっている。だから金精軒のものが元祖だ」ということをよく目にします。 しかし、山梨に住んでいる祖父や年配の方々に聞くと「桔梗屋の信玄餅のほうが古い」といいます。 どういうことでしょうか? 確かに『信玄餅』という商標をもっているのは金精軒です。 こちらで検索できます。(商標出願・登録情報) しかし、販売規模をみると圧倒的に桔梗屋のほうが勝っています。「桔梗屋は宣伝がうまかったから」という意見もありますが、それだけでは説明できないことです。
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