【ワシントン=山田哲朗】女性の涙には男性の感情に影響する化学物質が含まれているとの実験結果をイスラエルにあるワイツマン科学研究所のチームがまとめ、米科学誌サイエンス電子版で6日、発表した。 昆虫では、情報伝達の役割を担う微量の化学物質「フェロモン」が生殖行動に影響し、マウスでも雄の涙腺から分泌される物質が雌に交尾を促すことが報告されている。今回、動物の世界で知られる促進フェロモンとは異なる作用のフェロモンが人間に備わっている可能性が強まった。 研究チームはまず、複数の女性ボランティアに悲しい映画を見せ、涙を採取。涙と、塩水がしみこんだシートを男性被験者24人の鼻の下に別々にはりつけると、涙のシートをつけた場合でのみ、女性の顔写真に性的魅力を感じる度合いが減った。 唾液中の男性ホルモン「テストステロン」の濃度も低下したほか、脳の活動を調べる機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)でも、性的興奮にか
鹿児島県阿久根市議会(定数16)の解散を求める直接請求(リコール)で、市選管は6日、署名に対する異議申し立ての再審査を終え、有効署名数を8768人と告示した。解散請求に必要な有権者数の3分の1(6635人分)を超えており、議会解散の賛否を問う住民投票は2月にも実施される見通しだ。 再審査の結果、異議申し立てのあった611人分のうち41人分が無効になった。 竹原信一前市長を支持する市議らのグループで、署名を集めた「市議会リコール実行委員会」の石沢正彰委員長(市議)は「年配の支持者が頑張ってくれたお陰。まずは(9日告示の)出直し市長選に全力で取り組みたい」と喜んだ。反竹原派の浜之上大成議長は「市民から選ばれた立場としては複雑だが、真摯(しんし)に受け止める」と話した。 署名簿は7日に市選管から返還され、実行委は即日、住民投票を本請求する予定。本請求から60日以内にある住民投票で有効票の過
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く