「アースシップ建設プロジェクトinマラウィ」の参加者たちと古タイヤ、空きビン、缶、ペットボトル——。これらを建築材として生かす取り組み「アースシップ」が米国で始まった。将来アフリカでアースシップの映像学校をつくることを目指し、「アースシップ建設プロジェクトinマラウィ」に参加したNPO法人地球映像ネットワークアフリカ担当の足立真希さんに寄稿してもらった。 古タイヤ、空きビン、缶、ペットボトル。これらを目にした時、あなたにはどう映りますか。ゴミでしょうか。資源でしょうか。子どもにとっては遊び道具に見えるかもしれません。 ビンや缶の廃棄処理が問題になった、今から30年以上前。アメリカのニューメキシコ州タオスで、建築家のマイケル・レイノルド氏は、これらの廃材を「建築材」として使うことを考えました。 消費するだけではなく、使うものを地球と同じように循環させ、地球と分かち合う生活を送るためには、どう
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