久慈市の防災無線で流れる時報メロディーに、同市を主なロケ地として放映中のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の2曲が使用される見通しとなった。7月1日から午前7時、正午、午後5時の毎日3回、おなじみの曲が市内に流れる予定だ。 市によると、午前7時に軽快な曲調のオープニングテーマ、正午に同曲のスローバージョン、午後5時に挿入歌「潮騒のメモリー」を流す。1曲の長さは40秒程度で、演奏は岩手県立久慈高校のマンドリン部が担当する。 市は放映開始後、NHK側に曲の使用を打診。作曲した大友良英さんらと協議しており、使用できる見込みがついたとしている。市の防災無線ではこれまで、フランス民謡「アマリリス」などが使用されていた。 18日に行われた市議会定例会一般質問の答弁で、山内隆文市長が2曲の使用を明らかにした。(水野大輔)