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飛鳥寺(奈良県明日香村)出土の「飛」の文字などを記した文字瓦や、藤原宮跡出土の地鎮具を公開する展示会が、同県橿原市の奈良文化財研究所藤原宮跡資料室で開かれている。9月13日まで。 「飛」の文字は平瓦に記され、「飛鳥寺」や「飛鳥」を意味するとみられる。飛鳥寺創建期(6世紀後半~7世紀初め)の最古級の文字瓦の可能性があるという。 展示されている文字瓦は計6点。「多」を4つと「名」を2つ書いた、同じように最古級とみられる文字瓦のほか、瓦製作にかかわった工人集団名の可能性がある「白髪部(しらかべ)」の文字がある瓦も並べられている。 これらの瓦は、奈文研が昭和30年代から進める飛鳥寺の調査で出土。製作地は不明だが、文字はヘラ書きで、窯で焼く前の粘土が柔らかいうちに書かれたとみられている。 また、地鎮具は奈良時代の遺物で、藤原宮大極殿院(だいごくでんいん)内庭跡から出土。須恵器の容器に和同開珎5枚が入
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