ちょっと前にTONEという雑誌を買いました。 この雑誌、'90年代半ば英国のブリットポップ全盛期にロッキングオンを読んでいた 人たちには一際思い出深い人物の1人である増井修が係わっている雑誌です。 彼がロッキングオン社の渋谷陽一先生と揉めて解雇されたときの騒動は、今思い出して みるとばかばかしくも懐かしい思い出になっています。 この増井さんは当時、洋楽専門誌『ロッキングオン』の編集長を務めていて、 ブラーやオアシスの登場で盛り上がりを見せていた英国ブリットポップムーヴメントを、 日本においてリードする第一人者でもあり、読者に最も信頼されている人物でした。 その彼が突然編集長を辞任、しばらくの休暇を経て突然解雇という事態を受けて、 増井修を支持する読者の有志たちが、増井修復帰運動を展開していくことになるのです。 運動の中心人物は学生の女の子で、ビラ配りや署名活動など精力的に活動していました。
