1971年福井県生まれ。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、ネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。主に、取材記事と個人向け解説記事を担当。 今回も少しApple Vision Proの話をする。といっても、Vision Proの話だけをするわけではない。Vision Proで改めて注目された「空間に配置する」という概念について、少し深く考えてみよう。 この概念、文章ではよく出てくるが、実際に体験したことがある人はまだ少ない。 というわけで、過去の機器で「空間に配置する」という要素がどう扱われ、Vision Proでどうなっていて、さらにMeta Quest 3が今後どうなる予定なのかについて整理しておきたい。 Vision Proは「空間を把握している」Vision Proが「空間コンピューティング・デバイス」と言われる理由は、いわゆる「Mixed Reality
俺は今、猛烈に後悔している。Apple Vision Pro、無理してでも買っておくべきだった。どうせすぐにはアプリは出てこないだろうとたかを括っていたら、とんでもないキラーアプリが発売初日から出ていたからです。 故ボブ・モーグ博士のレガシーであるMoogシンセサイザーを受け継いでいるMoog Musicの新作シンセサイザーアプリ「Animoog Galaxy」が、Apple Vision Pro専用としてApp Storeで発売されたのです。Vision Proは現在、米国アカウントでしか購入できませんが、このアプリは日本のアカウントでも4500円で買えてしまいます。 ▲Animoog Galaxyは、iPadのApp Storeからも見えていて、購入はできてしまった。Vision Proがないと使えないけど DJアプリはすでに予告されていたし、Meta Questでもいくつか似たような
エンジニアです。他にもDIY、3Dプリンタなどが趣味です。visionOSのディベロッパーになるぞ!という企画ものをYouTubeで公開してます。観てね。 どうも、バスケです。サンフランシスコの近くでエンジニアをやってます。2000年代の初め、Mac OS Xが出た頃から5年ほど、MacPower誌において「バスケの言い分」というコラムを書かせてもらってました。 久々に文章を書きませんか?という依頼をいただきまして、それではあのときの続きということでこのタイトルとなりました。今回は僕がハマっていることについて広く書いて良いということなので、Appleのことだけでなく3Dプリンタとか他のエンジニアリングトピックも拾っていければと思います。よろしくお願いします。 さて僕は古くからのMac周辺のエンジニアでして、かれこれ35年ほどAppleテクノロジーと共に生きてきました。 しばらくアプリとか作
1971年福井県生まれ。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、ネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。主に、取材記事と個人向け解説記事を担当。 Apple Vision Proが発表され、「空間コンピューティング」(Spatial Computing)という言葉が急に注目されるようになってきた。 だがその考え方は別に新しいものではない。VRのように「空間すべてを使う」形態が登場すれば、PCやスマートフォンの活躍する場所も、空間全体を生かしたディスプレイの中になるのが必然だ。アップルはゲームやコミュニケーションを狙っているわけではないので、VR的な要素の中でも広い概念である「空間コンピューティング」という言葉を持ち出してきたに過ぎない、と考えている。 空間コンピューティング的なものは、MetaにしろPICOにしろ、コンシューマー向けのVRデバイスを作っているところなら大
アップルの新コンセプトコンピュータ「Apple Vision Pro」。6月の開発者イベント「WWDC」は本来ならば、年末に向けて多くのユーザーが存在するiPhone、iPad、Macの近未来を占う上で重要な情報が出てくるイベントだが、今回はまだ誰も見たことがない地平を切りひらく覚悟を、アップルが見せた。 身近な話題でいえば、まだ多くのユーザーが存在するだろうiPhone 8やiPhone Xが新OSのアップデート対象外となることや、それ以外の新しい機種がどれほどソフトウェアの力でより使いやすくなるのかの方が興味深いはずだ。実際にニュースの閲覧数も多い。 しかし米カリフォルニア州クパチーノにあるアップル本社で、Vision Proのコンセプトに触れ、さらにその体験をしてみると、頭の中からこの新しいコンピュータが離れなくなる。 この製品がどのようなスペック、構造、技術でできているかは、多くの
Appleがうわさ通り、「ARデバイス」を発表した。「Apple Vision Pro」だ。6月5日(現地時間)のWWDC基調講演で発表されたが、やはりインパクトは大きかった。 短時間だが体験することができた。正直な感想として「これはすごい」。公開されたビデオは、決して「PV詐欺」ではない。 「Appleが開発した初の空間コンピュータ」という触れ込みのVision Proは、過去の「VR機器」とどう違うのか? 体験から感じた市場変化の可能性を考えてみよう。 なお、体験時には写真撮影などが許可されなかったため、実機は別の場所で撮影したものであり、その他は基調講演で公開された映像からの抜粋である。 VRではなく「空間コンピュータ」 Vision Proは非常に洗練されたデザインになっている。特にフロントのカバーガラスは美しい。 一方、全体的な「カタチ」を考えると、ここ2年で広がった「VR機器」
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「Apple Vision Pro」を先行体験! かぶって分かった上質のデジタル体験(1/3 ページ) Appleが「初の空間コンピュータ」として発表した「Vision Pro」。これをかぶって本体を右手でつかみ、人差し指がくる位置にあるデジタルクラウン(リュウズ)を押し込むと、目の前にiPhoneのホーム画面にあるようなアプリのアイコンが突然、現れる。 どんなアイコンがあるのだろうと視線を動かすと、視線の先にあるアイコンが立体的に動いて反応する。起動したいアプリアイコンに視線を合わせた状態で、右手の親指と人差し指をくっつけると、アプリが起動する。 話題のVision Proを一足早く、日本のメディア関係者としては1人だけ先行して体験する機会を得た。筆者がこれまでAR/VRのヘッドマウントディスプレイ(HMD)に対して懐疑的で「Appleには出してもらいたくない」と否定的なことばかりを書い
アップルが「Vision Pro」の発表でVRともMRとも言わなかった理由 #WWDC232023.06.06 09:5024,042 amito 50万円で空間を買うってことなのかも。 今日発表されたVision Pro、事前の噂ではアップル初のVR/MRデバイスだと言われ続けていました。しかし蓋を開けるとアップルはVision ProをVRともMRとも言わず、「空間コンピュータ」と呼び続けました。空間コンピュータっていったい何? Photo: amito僕は、言葉のとおり空間を扱うコンピュータを目指しているのだと理解することにしました。 Vision Proは空間を節約できるImage: AppleVision Proを装着すると、内蔵カメラで捉えた自分の部屋のようすが映し出されます。その空間にはアプリや映画やゲームのウィンドウが浮かび、まるで自分の部屋に大きなスクリーンが何枚も浮遊し
Home » Googleが空間スキャン無しでARコンテンツをアンカリングする「ARCore Geospatial API」提供開始 Googleが空間スキャン無しでARコンテンツをアンカリングする「ARCore Geospatial API」提供開始 2022年5月13日、GoogleはARフレームワーク「ARCore」のSDKに「ARCore Geospatial API」を追加しました。本APIは開発者に、Googleマップの「ライブビュー」機能で使用されているものと同じ技術である、グローバルローカリゼーション機能を提供します。 ARCoreに「ストリートビュー」の画像ベースのVPS機能が追加 「ARCore Geospatial API」は、Googleストリートビューで使用されている数百億の画像を用いたVPS(Visual Positioning System)が現在地の緯度・経
位置情報サービスで注目される14アプリ総まとめ。 Foursquare,Gowalla,Yelp,コロプラ,ぐるめくじ,セカイカメラ・・・ 2010年の目玉の一つとも言われているのが位置情報サービス(Location Based Service)だ。日本ではジオメディアとも呼ばれ始め,現実社会とネットをつなぐソリューションとして大いに注目されている。 この流れは,iPhoneがリードするスマートフォンの急激な普及とあいまったものだ。特にiPhone3GSでは,「GPS」のみならず「カメラ」「傾斜センサー」「デジタルコンパス」の3点セットがそろっているため,「電脳コイル」が予言していたAR(Argumented Reality: 拡張現実,デジタル情報を現実映像に付与する技術)アプリも現実のものとなった。 ・ iPhoneとSekai Cameraが牽引した,AR市場の爆発的な成長予測 (2
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