花嫁衣装に着飾った女性たちが神社に参拝して幸せを願う「嫁見まつり」が２７日夜、秋田県能代市で行われました。 嫁見まつりは、縁結びの神として知られる能代市の日吉神社で江戸時代から続いている行事で、この１年の間に結婚した女性が花嫁衣装を着て神社に参拝し、家族の幸せを願います。 ことしは、県内外から１１人の女性が色鮮やかな花嫁衣装に着飾って参加し、参拝客や家族らが見守るなか、神社の鳥居から拝殿までの１００メートルほどの参道をゆっくりと歩きました。 そして、拝殿の中でおはらいをしてもらい、家族の幸せを願っていました。 参拝を終えたあとは、境内でお茶もふるまわれ、花嫁たちはほっとした表情でお茶を飲んだり、家族らと記念写真を撮ったりしていました。 女性が能代市出身で、東京在住の夫婦は「母親に着物姿をみせたくて参加しました。笑顔があふれるような家庭にしていきたいです」と話していました。
