デトロイト・テクノを世界に広めた伝説的DJのデリック・メイが約5年ぶりに来日。5月25日に行われた音楽イベント『DEEP DIVE in sync with GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』でヘッドライナーを務め、圧巻のDJプレイでZepp Shinjukuに集まったファンを熱狂させた。デリック・メイは、1997年に発売されたPlayStation用ゲームソフト『攻殻機動隊~GHOST IN THE SHELL~』のサウンドトラックにも参加しており、先鋭的な楽曲を提供することでクラブカルチャーと原作ファンの架け橋となった存在。制作当時の意気込みや『攻殻機動隊』への思いを探るため、イベントの数日前にインタビューを行った。 ——デリックさんはゲームソフトのサウンドトラックに参加される前から『攻殻機動隊』のことを知っていたのでしょうか? デリック・メイ(以下:デリック) そ
