熱帯夜の日数が増加 夏になると、暑さによる寝苦しさで目が覚めてしまったり、なかなか寝付けなかったりすることがあるのではないでしょうか。特に外気温が25℃を超える熱帯夜になると、外気温だけでなく室温も上昇し、熱中症リスクも高くなるといわれています。また、湿度の上昇も熱中症リスクを高めます。 熱中症は夏の昼間の屋外で発症するイメージですが、夏の夜の室内でも注意が必要です。熱中症に注意する際の目安となるのが、熱中症のリスクを評価する指標である「暑さ指数(WBGT)」です。暑さ指数(WBGT)は、熱中症のリスクを増大する要因である「気温」「湿度」「日射・輻射」をもとに算出する値ですが、簡易に推定できる方法には「気温(室温)」と「湿度」が用いられます。快適な空間づくりのためにも、温度や湿度に気を配りましょう。 熱中症リスクの低減にはWBGTの上昇を抑えることが大切 睡眠時にエアコンをつけっぱなしにす
