NECは7月29日、東北大学とともに、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進による教育の変革を目指して、「マイナンバーカードを活用した教育デジタルID」の実現に向けた実証実験を行ったと発表した。 同実証実験は、教育デジタルID構想の有効性を検証するために、今年5月に実施。同大職員を対象に、①教育デジタルIDと連携したデジタル学生証の発行、②窓口における学生の本人確認の実証、③教室における授業時の出席管理、④顔認証による本人認証―を行った。 NECでは、教育に関するデータを安全・安心に利活用するため、マイナンバーカードを本人認証に利用した教育デジタルID構想(特許出願中)を企画・推進している。 一方、東北大では、学生・教職員が今まで以上に学業や教育・研究活動に専念できる場を提供することを見据え、「オンライン事務化宣言」を発表。 その実現のため窓口フリー、印鑑フリー、働き場所フリーを掲げ
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