7日午前1時半頃、栃木県矢板市石関の東北自動車道下り線で、山梨県南アルプス市寺部、引っ越し業秋山慎一郎さん(31)運転の中型トラックが、走行車線上に止まっていた高速バスに追突。 秋山さんは全身を強く打つなどし死亡した。バスの乗客36人のうち12人も打撲の軽傷を負った。 栃木県警高速隊の発表によると、事故前、高速バスの後方から走行してきた千葉県内の男性(44)の乗用車が、バスの前に回り込んで走行車線上に停止。その数分後にトラックが追突した。同隊は、バスと乗用車の間に何らかの交通上のトラブルがあったとみて、バスの運転手や男性から事情を聞いている。 この事故で、宇都宮インターチェンジ(IC)―矢板IC間の下り線が、約4時間20分に渡って通行止めとなった。