宮崎監督によるルパン三世の娘(四世?)の構想案 岡田「旧シリーズのときは、宮崎さんはおいくつだったんですか?」 宮崎「三十歳です。だから、いまは本当は作れませんよね、ズレちゃって。ほんとうに作者が思いいれしたシリーズものっていうのは、何か寿命が短いところがあるんじゃないかって気がしますね。」 岡田「思い入れると、その登場人物の行く末まで考えてしまうでしょうしね・・・。」 宮崎「ルパンの娘っていうのをやるんだったら、これは一生懸命やれるんですが・・。ルパンに落としダネの娘がいて・・。」 岡田「四世になるわけですね。」 宮崎「本人はドロボウの娘だとは知らなくて、どこかの寄宿舎にいて。ルパンはああいう親父だから、娘の前には出られない。次元も五右衛門も引退していて、次元は小鳥屋かなにかやっている。」 岡田「で、ときどきひそかに集まって何かやったり?」 宮崎「いま、自分の子どもなんか