最近オープンウォーターダイバーのライセンスを取りました。徳永です。 今日はBurrows Wheeler Transform(BW変換もしくはBWT)の逆変換において用いられるLF mappingを説明します。 BWTはデータ圧縮の前処理などに使われるテクニックです。Burrows Wheeler Transformはとても簡単でわかりやすい(高速な実装は複雑ですが……)のですが、逆変換で用いられるLF mappingは、実装は簡単なものの、なぜそれでよいのかは少しわかりにくいところがあります。また、私はこれまで、LF mappingがなぜあれでうまくいくのか、わかりやすい説明を日本語でも英語でも見た記憶がありません。そこで今回はLF mappingを中心に説明します。なお余談ですが、BTWのMichael Burrowsは現在はGoogle勤務で、ChubbyやBigTableなどのソフ
