Postfix Advent Calendar 2014 の 3日目の記事です。 IPv6 は来年で 20歳らしいですね (RFC 1752)。 今回は IPv6 20周年を記念して、Postfix で IPv6 を無効化する方法について紹介しましょう。 現代の Postfix は、デフォルトで IPv6 が有効です。 ホスト OS が IPv6 有効で DNS の名前解決の結果 IPv6 アドレスが得られれば IPv6 を利用しますし、IPv4 と一緒に得られた場合でもデフォルトは IPv6 が優先されます。 しかし悲しいかな、IPv6 の普及はいまだ充分ではありませんし、IPv4 と互換性もありません。 IPv6 によって問題が発生することもあります。 たとえば、IPv4 は問題なくても、IPv6 で問題を抱えている環境があります。 IPv6 ネットワークがインターネットに繋っていない