イタリアの IK Multimedia 社は 2002 年に発表した『Amplitube』によって、アンプシミュレータ・ソフトの草分け的存在の一つとなった。あれから 8 年、彼らは同社フラッグシップ製品の最新バージョンを引っさげ帰ってきた。一体なにが新しくなっているのだろうか。 アンプシミュレータ・ソフトの各メーカーは、製品により多くのモデル数、独自のユーザーインターフェース、最新のアルゴリズム、そして斬新な機能の数々を搭載することで市場での生き残りをかけてきた。アンプシミュレータを使えば、ダイレクト・レコーディングやリアンプが行え、サウンドメイキングの可能性は限りなく広がる。実際に多くのギタリストやホームスタジオユーザー達がこの恩恵を受けようと、なんらかのソフトをすでに愛用しているか、もしくは真剣に導入を検討している。それでは最新の『Amplitube』はその他の競合製品に比べて一体なに