13日午後4時35分ごろ、東京都北区上中里のJR京浜東北線上中里駅付近で、線路内に放置された自転車と大船発大宮行き電車(10両編成)が接触した。この影響で、京浜東北線は一時、大宮−大船駅間の上下線全線で運転を見合わせ同5時55分ごろ再開したが、計19本が運休、36本に最大約1時間20分の遅れが出た。けが人はなかった。 警視庁滝野川署やJR東日本東京支社によると、線路には自転車5台が放置され、電車はうち2台と接触した。同署は、何者かが近くの駐輪場か陸橋から自転車を投げ込んだとみて、列車往来危険と威力業務妨害容疑で調べている。【佐々木洋】 【関連記事】 自転車:歩道走行禁止、厳格運用…警視庁が安全対策策定へ 自転車事故:利用者増え震災後に増加 目立つ信号無視 自転車交通政策:走行環境向上へ有識者会議 違法自転車:チュートリアルの福田さん起訴猶予処分に 自転車ルール:車道走行の徹底