総務省は2018年7月3日付で2018年版となる最新の【情報通信白書】を公開した(【発表リリース:平成30年「情報通信に関する現状報告」(平成30年版情報通信白書)の公表】)。その白書では独自の調査結果による分析も複数盛り込まれている。今回はその調査結果から、日本や諸国のソーシャルメディアの利用実情を確認していくことにする。 LINE利用率48.7%…日本のソーシャルメディア利用実情 該当調査は「ICTによるインクルージョンの実現に関する調査研究」。調査要綱は日本・アメリカ合衆国・イギリス・ドイツにおいて2018年2月から3月にかけてインターネット経由で20-69歳(日本のみ20-79歳)の男女に対し行われたもので、有効回答数は日本で1200人、それ以外の国でそれぞれ1000人。10歳区切りの年齢階層と男女別で均等割り当て。 まず最初に示すのは、日本におけるソーシャルメディアの利用実情。主
食事時には食事に専念するのが礼儀正しい作法ではあるのだが、テレビを見ながらなどの「ながら行動」も一般化し、あまり作法にこだわるべきではないとの指摘もある。今回は総務省統計局が2022年8月31日以降順次結果を発表している2021年社会生活基本調査の結果を用い、食事時の「ながら行動」としてよく知られている、テレビ視聴と新聞や雑誌の閲読などの関係を確認していく(【令和3年社会生活基本調査】)。 今調査の調査要綱は先行記事の【ボランティア活動の実態(最新)】を参照のこと。 次に示すのは食事をする際に、対象となる行動をいわゆる「ながら行動」としてしている人の割合。例えば朝食時の新聞・雑誌は男性で3.0%とあるので、全体として朝食をとる男性の3.0%は新聞や雑誌を見ながら食事をしていることになる。なおコンピューターの使用とは、パソコンだけでなくスマートフォンや従来型携帯電話、タブレット型端末などを用
加速度的なスピードでメディアの進化が生じている昨今、年齢階層間のメディアギャップが問題視され、注目を集めている。身体的な能力の変化によるところもあるが、高齢層と若年層との間の利用メディアの差は非常に大きく、いわゆる世代間格差(ジェネレーションギャップ)は社会問題にすらなりつつある。今回は、総務省が2023年6月23日に情報通信政策研究所の調査結果として発表した「令和4年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」の内容を基に、年齢階層別の主要メディアの利用状況を行為者率の視点から確認していくことにする(【情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査】)。 平日と休日、年齢階層別主要メディアの利用状況 調査要項などは今調査に関する先行記事【主要メディアの利用時間(最新)】を参考のこと。次に示すのは主要メディア(雑誌は欠けているが)の年齢階層別平均行為者率を示したもの。「行為者率
登録会員数はさらに増加で2711万人、しかし幽霊会員率も44.2%に…mixi動向(ユーザー数とアクティブユーザー、2012年3月) 先日【mixiの現状(2012年3月末時点)】でお伝えしたように、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)【mixi】を運営する【ミクシィ(2121)】は直近の四半期決算短信及び通期短信を発表、説明会資料を公開した。それに伴い各種最新データが公開されたこともあり、以前「登録ユーザー数」と「月間ログインユーザー数」などについてまとめた記事の値を更新し、再度グラフ化を行うことにした。 ミクシィでは毎四半期決算短信の発表と共に、現状の解説と今後の抱負などをまとめた補足資料を開示している。その中には機能の変更や状況の変化(アプリの公開開始やスマートフォンの普及など、アクセス環境の大きな流れ)によってスタイルを変えつつも、mixiの規模を示す数字が示されている
サイト概略&執筆者 ・サイト概要 経済・社会情勢分野を中心に、官公庁発表情報をはじめ多彩な情報を多視点から俯瞰、グラフ化、さらには複数要件を組み合わせ・照らし合わせて解説を行うサイトです。 サイトオープン:2005/09/27 (2009/02/17に今ドメインへ移行) 【更新通達用X(旧ツイッター)アカウント】 【Facebookページ】 ・執筆:不破雷蔵 早稲田大学商学部卒。投資歴10年超。本業のFP事務所では分析や事務などを担当。ウェブの世界には前世紀末から本格的に参入、ゲーム系を中心とした情報サイトの執筆管理運営に携わり、その方面の経歴は10年を超す。商業誌の歴史系、軍事系、ゲーム系のライターの長期経歴あり。ゲームと歴史系(架空戦記)では複数冊本名での出版も。経歴の関係上、経済、数理的な分析、軍事、歴史、ゲーム、ゲーム情報誌、アミューズメント系携帯開発などに強い。現在ネフローゼ症候
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