しばらく関心から遠ざかった漫画『ベルセルク』を最近再び読み始めた人が多いらしい。連載30年を越えたこの漫画が新たに韓国と日本で再びベストセラーに入っているためだ。『ベルセルク』を描いた日本の漫画家、三浦建太郎氏が先月6日、54歳の若さで亡くなったことが伝えられた。先月20日、ツイッターを通じてこの知らせを伝えた出版社によると、死因は「急性大動脈解離」だという。突然の訃告だった。 三浦氏は大学卒業後の1985年、漫画『再び』でデビューし、1989年からはダークファンタジー漫画『ベルセルク』を今まで32年間描き続けてきた。単行本は40巻まで出ていて、5000万部以上売れた。TVアニメとしても制作されて人気を呼んだこの作品の結末は、結局誰にも分からないままとなった。 『ベルセルク』のあらすじを手短に紹介することは簡単ではない。ただ、この漫画を初めて見た時、途方もないスケールと過激な描写に衝撃を受