南海電鉄は9日、特急「サザン」の新型車両、12000系の導入を記念した各種イベントの概要を発表した。7月4日に特別試乗会が実施されるほか、7〜8月にかけて撮影会などのイベントが相次いで開催される予定だ。 南海電鉄の新型車両12000系。今年9月より、特急「サザン」での本運用が始まる 「サザン」は南海線の難波駅から和歌山市駅・和歌山港駅を結ぶ特急電車。新型車両の12000系は、現在活躍中の10000系の後継車両として、今年9月からの導入を予定している。同車両では、「サウスウェーブ」をデザインコンセプトとし、"ひとクラス上の移動空間"を目指しており、車体の前面と側面には、「SOUTHERN PREMIUM」と入っている。 各座席にはノートパソコン用のコンセントを完備。その他、プラズマクラスターや防犯カメラ、着替えや授乳に利用できる多目的室を設置するなど、女性の視点を意識したサービスを提供すると