ついついやってしまいそうになるのが新しい機能の追加だが、そこは心を鬼にして本当に必要な機能なのかを考えるべきだ。 多機能な製品は市場の幅を広げると思いがちだが、そんなに簡単に市場の幅は広がらないし、多機能にすればするほど価格を上げていく必要が出てくる。 高くて多機能な製品が必要なお客さんはほんの一握りだし、もともとの市場が小さい場合は、そんなお客さんはいない可能性がある。 一度追加した機能は外せない最初のうちに色々便利な機能を追加しようと躍起になりがちだがそれらの機能は一度でも積んだらそう簡単には外せなくなる。 外せないとりあえず付けた機能をメンテナンスしていくのはなかなかしんどい。その機能が邪魔で新しい機能をつけづらい、といった問題もでてくる。 多機能は製品の寿命を縮める場合がある機能を追加すればその分だけコードが増える。さらにテストも増える。依存関係も増える。 つまり、その製品のメンテ