オバマ米大統領は12日に行われた一般教書演説で、「全ての学生に仕事に役立つ実践的コンピューター科学と数学のクラスを」とプログラミング教育について言及した。これに先立ち、初等中等の教育制度を改革する法案に署名している。この法案はコンピューター科学を小中学校レベルのコア科目とし、担当教員の専門的能力開発を支援する。 米国では教育は州政府が担当し、連邦政府は大きな枠組みを決めるだけ。コア科目化は、日本的な意味での必修化とはニュアンスが違う。しかし、小中学校レベルでコンピューター科学という独立した科目で連邦予算が使えるようになる。他の教科の教員の掛け持ちでなく専門教員が採用でき、専門教員育成に連邦政府の支援が見込める。 この記事は有料記事です。 残り859文字(全文1169文字)
