少し高度なSlack botを作ろうとすると、botにデータを持っておいてもらいたい時がある。botの外部にデータベースを持つのもいいけれどそこまでの話でもなかったりする。そんな時、Slack bot用のフレームワーク Botkit を使えばJSON形式で簡単お手軽にデータを扱える。今回はBotkitでデータを保持・取得する方法を紹介したい。 Botの準備 今回作るBotはユーザーの名前を聞いて、Botを立ち上げ直しても覚えているもの。 「call me A」と言うと、「あ、このユーザーはAっていう名前なんだな」とデータストアに情報を保存する。一旦Botを終了し、再度立ち上げた後「who am I」と聞くと情報を引っ張ってきて「Your name is A」と答えてくれるというもの。 まずはプロジェクトを作りたいディレクトリへ移動し、githubからプロジェクト一式を落としてくる。