私は、20歳の男性ですが、ちょっとしたことから、覚せい剤の味を覚えて、常用するようになり、現在、留置場で、暗い日々を送っています。 覚せい剤というのは、何の利益もなく、体はむしばまれ、金はいくらあっても足らず、親から金を無心し、あげくの果ては、家族を不幸のどん底に陥れてしまいます。これは、私が実際体験したことですから間違いありません。私は、今日逮捕されたことを契機に、留置場の中で自分の将来や年老いた母親のことを真剣に考えて覚せい剤と縁を切ろうと思っています。私の体験から、今から覚せい剤を打ちたいと好奇心を持っている人が、やめてくれれば幸いと思い筆をとりました。 警察の取り調べでは、話していませんでしたが、私が最初に覚せい剤を打ったのは、高校を1年で中退した直後の15歳の時で、その頃、市内をブラブラして遊んでいたA(25,6歳)から、風呂の中で「いい気持ちになるのがあるから、打ってやろうか」