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ブックマーク / p2ptk.org (50)

  • 激動の一年と「表現の自由・情報アクセスの抑圧」:EFF 2024 in Review » p2ptk[.]org

    以下の文章は、電子フロンティア財団の「Restrictions on Free Expression and Access to Information in Times of Change: 2024 in Review」という記事を翻訳したものである。 Electronic Frontier Foundation 今年は歴史的な1年となった。世界人口のほぼ半数が居住する国々で選挙が実施され、戦争が勃発し、そして複数の政府が崩壊もしくは混乱に陥った。また、新たな技術開発、政策変更、そして法制度の整備が進んだ年でもあった。その激動のなか、表現の自由はかつてないほど重要性を増した。それと同時に、世界中で表現の自由に対する数多くの挑戦を目の当たりにした。新たな言論規制法から全面的なインターネット遮断まで、2024年にオンライン上の表現の自由に対して確認された脅威のいくつかを紹介する。 インター

    激動の一年と「表現の自由・情報アクセスの抑圧」:EFF 2024 in Review » p2ptk[.]org
  • なぜAmazonはPrime Videoに広告をぶち込めるのか | p2ptk[.]org

    以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「Prime’s enshittified advertising」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic Primeがさらに広告を増やすそうだ。今年1月からPrimeビデオに広告が挿入されるようになったが、それでもPrime会員が減ることはなかった。そこでAmazonは、Primeの品質をひどくしても、もっと稼げると踏んだ。 https://arstechnica.com/gadgets/2024/10/amazon-prime-video-is-getting-more-ads-next-year 何もAmazonがサディストなわけではない。すべては金目当てだ。Amazonが表示する広告は、価値――あなたの時間や注意――を株主へと移転する。 これがメタクソ化の核心だ。企業が以前は役立っていた製品をどんどん劣化させていくのは、品質を落と

    なぜAmazonはPrime Videoに広告をぶち込めるのか | p2ptk[.]org
  • ブラジルはいますぐXのブロッキングを撤回せよ | p2ptk[.]org

    Access Now 2024年8月30日、ブラジル最高裁のアレシャンドレ・デ・モラエス判事は、数ヶ月に及ぶ法的な対立の末にXの利用停止を命じた。ことの発端は4月、裁判所が複数のXアカウントについて、虚偽情報の拡散や民主主義への攻撃を理由に凍結を命じたことだった。X社がこれに応じなかったことから、裁判所は罰金を科し、同国の法定代理人の投獄も辞さない構えを見せた。X社は罰金の支払いを拒否して、ブラジル国内オフィスの閉鎖を選択し、最終的に、ブラジル国内で同プラットフォーム全体がブロッキングされるに至った。9月2日には、第一法廷の判事たちが全会一致でモラエス判事の判断を支持した。なお、裁判の詳細は非公開とされており、全容の把握にはさらなる情報が必要だ。 Access Nowは、ブラジルにおけるXの遮断に反対の立場を表明する。同時に、プラットフォームの不遵守に対する対抗措置として、サービス全体を遮

    ブラジルはいますぐXのブロッキングを撤回せよ | p2ptk[.]org
  • 国連サイバー犯罪条約がもたらす最悪の悪夢 | p2ptk[.]org

    Pluralistic 国連の専門機関にNGO代表として参加した長年の経験から学んだことが一つあるとすれば、国連の条約は危険で、権威主義国家と貪欲なグローバル資家の不道徳な同盟に利用される可能性があるということだ。 私の国連での仕事のほとんどは著作権と「補助的著作権」に関するものであり、戦績は2勝0敗だった。ひどい条約(WIPO放送条約)を阻止し、素晴らしい条約(著作物へのアクセスに関する障害者の権利に関するマラケシュ条約)の成立を手伝った。 https://www.wipo.int/treaties/en/ip/marrakesh ひげを剃ってスーツとネクタイを着てジュネーブに行く必要がなくなってから何年も経つが、それを懐かしく思うことはない。ありがたいことに、私よりもずっと上手にその仕事をこなす同僚たちがいる。昨日、そんなEFFの同僚の一人であるカティッツァ・ロドリゲスから、まもなく

    国連サイバー犯罪条約がもたらす最悪の悪夢 | p2ptk[.]org
  • 国連サイバー犯罪条約、何が問題なのか | p2ptk[.]org

    Electronic Frontier Foundation 国連サイバー犯罪条約の草案は、侵入的な国内監視措置を課し、国家間の監視およびデータ共有における国際協力を義務づける広範な監視条約である。この条約案には、サイバー犯罪に関連する捜査や訴追において各国の相互支援を要求する司法共助規定が盛り込まれているが、十分な人権保護措置を設けることなく、あらゆる重罪について電子的証拠の収集、取得、保存、共有を認めている。このような協力は、人権侵害が横行する国々にも及ぶ。2022年にスタートした条約交渉は、ロシア連邦による物議を醸す提案から始まった。 現在の条約草案が採択されれば、世界中の監視法が書き換えられることになる。しばしば政府の標的にされる人権擁護者、ジャーナリスト、権力に真実を語る人々ら無数の人々が深刻な影響を受けるだろう。義務的で拘束力のある、明確な人権保護が盛り込まれなければ、条約は

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  • 国際NGO、国連サイバー犯罪条約案の危険性を交渉国に警告 » p2ptk[.]org

    国際NGO、国連サイバー犯罪条約案の危険性を交渉国に警告投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2023/4/192023/4/19 Electronic Frontier Foundation EFF、その国際的アライであるAccess Now、Article 19、Epicenter、Global Partners Digitalは、今週から来週にかけ、国連サイバー犯罪条約案の第5回交渉のためにウィーンに滞在し、100名を超える加盟国代表とともに新たな文書案を検討する。 我々はまだ議場で発言することを許されておらず、代表者たちと同じ部屋に座ることさえできないが、それでも我々はユーザのために、人権セーフガードの欠如、オンライン言論の犯罪化、監視権限の強化など、現在の条約案がもたらす危険性について声を上げていくつもりである。 昨日ウィーンで開催されたライブストリーミング・ブリーフィン

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  • AI生成アートとオンライン画像市場:「AIトレーニングに使わせない権利」がクリエイターの仕事を奪うワケ » p2ptk[.]org

    AI生成アートとオンライン画像市場:「AIトレーニングに使わせない権利」がクリエイターの仕事を奪うワケ投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2023/4/72023/4/7 Electronic Frontier Foundation コンピュータで生成された画像が、奇妙なアイデアとインターネット接続があれば誰にでもアクセスできるようになった今、「AIアート」による創造は疑問――と訴訟――を提起している。ここでのポイントは、1)AIは実際にどのように機能するのか、2)どのような仕事を代替するのか、3)この変化を通じてアーティストの労働はどのように尊重されるのか、だ。 AIをめぐる訴訟は、その大部分が著作権に関係している。この著作権の問題は非常に複雑であるため、著作権に関連する考察は別稿に譲り(邦訳)、ここでは法律以外の、より深刻な問題に焦点を当てたい。 AIアートジェネレータの仕組

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  • 自称「表現の自由」プラットフォームによる性的コンテンツの検閲を懸念しなければならない理由 | p2ptk[.]org

    自称「表現の自由」プラットフォームによる性的コンテンツの検閲を懸念しなければならない理由投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2022/7/222022/7/22 Electronic Frontier Foundation 彼らの謳い文句を信じるなら、Parler(「表現の自由が栄える場」)や、Frank Speech(「表現の自由の声」)などの自称“表現の自由マキシマリスト”サイトは、あらゆるユーザコンテンツの公表を可能にしてくれるのだろう。だが現実には、適法な性的コンテンツを含む多数の合法コンテンツを禁止している。こうした制限は、クィア・コミュニティやセックスワーカー、その他の周縁化されたグループにとってあまりにも身近な問題である。彼らはあらゆる場所で、まったく適法なコンテンツを検閲されてきたのだ。 多くの性的表現やポルノコンテンツは適法であり、ソーシャルメディアプラットフォ

    自称「表現の自由」プラットフォームによる性的コンテンツの検閲を懸念しなければならない理由 | p2ptk[.]org
  • インターネットへの干渉を「戦時下」の名のもとに正当化させてはならない | p2ptk[.]org

    インターネットへの干渉を「戦時下」の名のもとに正当化させてはならない投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2022/3/112022/3/11 Electronic Frontier Foundation 我々EFFは、他の多くの人々と同じように、ロシアウクライナ侵攻に恐怖を感じている。また我々は他の多くの人々と同じように、軍事戦略や国際外交の専門家ではない。だが我々は、インターネットと市民の自由については専門的な知識を有している。だからこそ、世界中の政府がインターネット企業に圧力をかけ、インターネット・インフラに干渉していることを深く憂慮している。政治的・軍事的対応の一環としてインターネットに手を加えることは、さまざまなかたちで逆効果になる可能性がある。 すでにソーシャルメディアには強い圧力がかけられている。ロシアはFacebookやGoogleNetflixなどさまざまな企

    インターネットへの干渉を「戦時下」の名のもとに正当化させてはならない | p2ptk[.]org
  • プライバシーを侵害するAppleのコンテンツスキャン技術に反対するオープンレター | p2ptk[.]org

    セキュリティ、プライバシーの専門家、暗号学者、研究者、教授、法律家、Appleの消費者は、ユーザのプライバシーとエンド・ツー・エンド暗号化を蝕むAppleの計画を非難する。 → GitHubで署名する Appleへ 2021年8月5日、アップル社は「子どものための保護拡大(Expanded Protections for Children)」と称して、事実上すべてのデバイスに適用される新たな技術的措置を発表しました。児童搾取は深刻な問題であり、それに対処する努力はほぼ疑いなく善意からのものですが、アップルの提案は、すべてのアップル製品ユーザの基的なプライバシー保護を損なう恐れのあるバックドアを導入するものです。 アップルが提案する技術は、ユーザのiPhoneiPadMacに保存または共有された写真を継続的に監視することで機能します。一つは、iCloudストレージに一定数の不適切な写真

    プライバシーを侵害するAppleのコンテンツスキャン技術に反対するオープンレター | p2ptk[.]org
  • 香川県条例:依存症の不安を煽って子どもからネットやゲームを奪ったうえに『親学』推進までされたんじゃたまったもんじゃない » p2ptk[.]org

    香川県条例:依存症の不安を煽って子どもからネットやゲームを奪ったうえに『親学』推進までされたんじゃたまったもんじゃない投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2020/3/142020/3/14 香川県のネット・ゲーム依存症対策条例(案)が何かと巷を賑わせている。 原因が何であれ、ネット/ゲーム依存というかたちで日常生活が破綻し、たとえ人がその状態から抜け出したいと思っていても(あるいはそう思うことすらなくなって)どうしようもできないという人は確かに存在しているのだろう。行政が関係機関と連携して、予防・治療・再発防止などの重層的なネット・ゲーム依存対策を講じることに異論はない。 だが、香川県の条例素案の根的な問題は、依存症対策の範囲を越えて過剰にネット・ゲームの使用を制限しようとしていることにあり、それこそが広く反発を招いている所以でもある。 依存症対策を逸脱したネット・ゲーム

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  • 音楽の海賊行為は劇的に減少している――が、それを認めたがらないレコード業界 » p2ptk[.]org

    音楽の海賊行為は劇的に減少している――が、それを認めたがらないレコード業界投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2019/11/8 TorrentFreak 国際音楽業界団体のIFPIが最新の音楽消費者レポートを発表し、音楽のリスニング数が増加していることを明らかにした。またレポートでは、海賊行為が依然として脅威となっていることを強調する一方、過去1年間で海賊版レートが劇的に低下したことについては触れようとはしない。 この数十年、音楽の海賊行為は様々な形態をとりながら問題となってきた。最近では、ストリームリッピングが海賊版の支配的な流通経路として問題視されている。 3年前、音楽業界団体のIFPIはこの問題に警鐘を鳴らした。IFPIによると、ストリームリッピングは、トレントサイトなどの海賊版よりも遥かに大きな脅威なのだという。 こうした認識のもと、さまざまな音楽レーベルや音楽出版社が

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  • 科学的根拠のない表現規制議論はもう止めよう » p2ptk[.]org

    Electronic Frontier Foundation 議会やメディアでは、インターネットプラットフォームのあるべき運用方法をめぐって、新たな規制の必要性について激しい議論が繰り広げられている。しかし、そうした議論はしばしば、実証研究よりも、レトリックや逸話に基づいて行われている。先日提案された〈オンライン・プラットフォームおよび国土安全保障に関する国家委員会法(National Commission on Online Platforms and Homeland Security Act)〉はそうした現状を変えることを意図しており、我々はその目的を強く支持したい。 実証的エビデンスに基づく政策決定を支える総合的研究 困難な社会問題に直面すると、私たちはついつい「わかりやすい」答えに目を向けてしまう。たとえば政治家やメディアは、科学研究で因果関係がないことが示されているにもかかわら

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  • カザフスタン政府の侵入的インターネット監視に立ち上がった主要ブラウザベンダー » p2ptk[.]org

    Electronic Frontier Foundation 昨日、GoogleChrome、MozillaのFirefox、そしてAppleのSafariブラウザが、ユーザのセキュリティを侵害する無差別監視を目的としたカザフスタンISPによるセキュリティ証明書のブロッキングを開始した。我々は他のブラウザにも同様のセキュリティ対策を求めたい。この修正はChromiumのソースコードに追加されるため、Brave、Opera、Microsoft EdgeなどのChromiumベースブラウザにもまもなく導入されるだろう。 何が起こったのか、なぜ問題なのか 去る7月、カザフスタンの国営電気通信事業者「Kazakhtelecom」は、暗号化ウェブ(HTTPS)接続の定期的な傍受を開始した。一般に、暗号化されたHTTPS接続への攻撃は検出可能であり、ブラウザによる警告の表示や、接続を中断するセーフガ

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  • 著作権者によるコンテンツIDの濫用がクリエイターから収益を奪っている――大手YouTubeチャンネル運営者が集団訴訟を呼びかけ | p2ptk[.]org

    著作権者によるコンテンツIDの濫用がクリエイターから収益を奪っている――大手YouTubeチャンネル運営者が集団訴訟を呼びかけ投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2019/5/162019/5/16 TorrentFreak YouTubeで高い人気を誇るチャンネル「WatchMojo」が、コンテンツIDの濫用者への反撃を開始した。WatchMojoは、フェアユースであるにもかかわらず寄せられてくる数多くのクレームにうんざりしているという。権利者たちはこうしたスキームから多額の利益を得ているが、同チャンネルは、数百万ドルもの損害賠償を請求されるリスクをはらんでいることを心するよう警告している。WatchMojoは、メインチャンネルに2000万人以上の登録者を抱え、サブチャンネルを加えると3000万人超というYouTubeでも最大規模のプレイヤーだ。 モントリオールを拠点とするこの

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  • なぜTikTokの失態のツケをクリエイターが払わねばならんのか? » p2ptk[.]org

    なぜTikTokの失態のツケをクリエイターが払わねばならんのか?投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2019/3/292019/3/29 Electronic Frontier Foundation TikTokは、ショート・リップシンク・ビデオを簡単に作成、投稿できるアプリである。当然のことながら、これは創造性とミームの宝庫となっている。先日、TikTokは、児童オンラインプライバシー保護法(COPPA)に違反していたとして、連邦取引委員会(FTC)からお叱りを受けた。COPPAでは、13歳未満の児童を「対象とする」、または13歳未満の児童がユーザになりうるオンラインサービスは、対象の個人情報を収集する前に保護者の許諾をなければならないとしている。 FTCはTikTokに570万ドル(訳注:約6億3千万円)の罰金を科し、13歳未満のユーザの個人情報を削除するよう命じた。その際、

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  • 収益をかすめ取られても泣き寝入りを強いられる音楽教則ビデオのクリエイターたち » p2ptk[.]org

    収益をかすめ取られても泣き寝入りを強いられる音楽教則ビデオのクリエイターたち投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2019/4/52019/4/5 TorrentFreak YouTubeは著作権者に侵害コンテンツを削除するために必要なあらゆるツールを提供するべく最善を尽くしている。これは全体としてはうまく行っているが、フェアユースに関してはほとんど考慮されないこともある。これについてギタリストのポール・ダーヴィッツが自身の経験を詳細に説明している。教育用ビデオでわずか2秒ほどのリフを演奏しただけで「クレーム」が寄せられることもあるという。 無数の人々が、批評や娯楽、教育、その他さまざまな目的で、YouTubeを通じて作品を世界に共有している。 多くの場合、そうしたビデオが問題に巻き込まれることはない。しかし、一部のクリエイターにとって、YouTubeの著作権取り締まりは、日々の活

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  • Vox Media、批判的なYouTuberのビデオを削除しようとしてストライサンド効果を引き起こす | p2ptk[.]org

    Vox Media、批判的なYouTuberのビデオを削除しようとしてストライサンド効果を引き起こす投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2019/2/192019/2/19 TorrentFreak Vox Mediaは、The Vergeの「自作PC」ビデオを批判する動画を投稿したYouTuberを標的にした。同社はYouTubeにDMCA削除通知を送付し、YouTuberのビデオが権利を侵害していると主張した。Voxはその動画を葬り去りたかったのだろうが、むしろ逆効果だったようだ。 The Vergeは著作権の濫用に批判的なニュースメディアとして知られている。 同サイトは、YouTubeのコンテンツIDと著作権削除システムが抱える問題を度々報じている。 たとえば今週、The VergeはYouTubeが恐喝詐欺に利用されていることを報じているし(なおこの問題については我々も先

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  • 映画盗撮防止法とは何だったのか――立法趣旨は形骸化していく | p2ptk[.]org

    従来は録音・録画以外に限定されていた違法ダウンロードの範囲を、あらゆる著作物を拡大にしようという違法ダウンロードの対象拡大の法制化が進んでいる。いたずらに国民の知的・文化的活動に関わる私的複製を広範囲に違法状態に置けば、そうした文化に礎となる活動が萎縮する可能性があるのだが、文化庁は萎縮はないと強弁する報告書を強引にまとめてしまった。 過去の違法ダウンロード刑事罰化の際に萎縮は確認されなかったとの主張なのだが、先日のエントリでも書いたように、実際に摘発が行われているわけでもないのに萎縮はないとするのはあまりに短絡的であり、「摘発があったら萎縮が起こるかもしれないが、そうなったらその時考える」という態度はあまりに無責任だ。 では摘発が行われていない状況について文化庁はどう認識しているのか。その理由について、文化審議会著作権分科会報告書では、「ダウンロードに係る刑事罰の規定の運用に当たっては,

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  • 欧州著作権指令:アップロードフィルターとリンク税のこれまで、そしてこれから | p2ptk[.]org

    欧州著作権指令:アップロードフィルターとリンク税のこれまで、そしてこれから投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2019/2/242019/2/24 2月13日夜、欧州議会と理事会の交渉担当者は、EU著作権指令案の最終テキストをまとめ、トリローグを終了しました。この2年間、私たちは第11条、第13条をめぐる議論を続けてきました。これまでさまざまな草案や修正案が入り乱れてきましたが、これではっきりと定まったことになります。この法案が次の最終投票で採択されれば、私たちの知るインターネットは根底から変わってしまうでしょう。でも、まだその結末を回避することはできるのです! 条文を概説すると共に、どうしてこうなってしまったのか、そして今、何ができるのかをお伝えします。 密室のトリローグ交渉は終了した このEU著作権指令は何なのか 第11条、第13条、全文、それぞれのリンクから最終条文を確認で

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