ロシアのウクライナ侵攻では、EU、ロシア双方が領空への旅客機の侵入を禁止。航空業界への影響も広がっています。今後どうなるのか?そして日本の対応はどうなのか?「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)「現場にアタック」で取材、報告しました。★ヨーロッパと
日本から欧米に行く際の経由地として、長年使われてきた米アラスカ州の「アンカレッジ」。なぜこの地が有名になり、そして、近年名を聞かなくなったのでしょうか。2022年、この地が再度大きな注目を集めそうです。 実は、最初はハワイ経由? アメリカのアラスカ州「アンカレッジ」――かつて日本人の航空ファン、海外旅行者には馴染み深かったものの、ここ数十年で、あまり耳にすることがなくなった場所が、2022年、にわかに注目を集めつつあります。どのようなところなのでしょうか。 アンカレッジは、かつて空路で日本から欧州・北米を行き来する際の“経由地”として知られていました。かくいう筆者も1980年代初頭に降り立ったことがありますが、周辺に何もない、まさに「極北の僻地」という感じの場所だったものの、出発地や到着地の時間帯の関係から、便が集中することがあり、降り立った時間帯は賑やかだったと記憶しています。欧州、太平
睡眠不足、不眠、眠気、夜勤(交替勤務)、夜間頻尿、睡眠薬、認知症……。 一般向けの講演会では企画側からテーマについて要望をいただくことが多い。上のリストはその一例で、中でも睡眠不足は群を抜いてリクエストが多い。聴講者から事前に質問が送られてくることもあり、その中でも「睡眠不足の悪影響」「睡眠不足の解消法」「短時間睡眠法」などがやはり人気だ。「科学的に証明された短時間睡眠法はありません」と回答して失望を買うこともしばしばだが、せめて睡眠不足を解消するにはどのような眠り方をしなくてはならないかしっかりと勉強して帰宅していただくことにしている。 睡眠不足は英語では「sleep loss」もしくは「sleep debt」と記載されることが多い。後者は日本語では睡眠負債と翻訳され、以前流行語大賞にノミネートされたこともある。負債と表現するのは睡眠不足の悪影響が借金のように蓄積するためである(第9回「
9月15日、タイのカオキアオ動物園で、生後2カ月のメスのコビトカバ、ムーデンが飼育員に水をかけられている。ムーデンは最近、インターネット上で旋風を巻き起こしている。(PHOTOGRAPH BY LILLIAN SUWANRUMPHA/AFP VIA GETTY IMAGES) タイの動物園で夏に生まれた「ムーデン」が、インターネット上で旋風を巻き起こしている。ムーデンは「弾むブタ」「豚肉団子」「叉焼」などの意味で、光沢のあるパープルピンク色のぽっちゃりしたコビトカバだ。 コビトカバ(Choeropsis liberiensis)はカバ科の現生種2種の一つだ。もう一方は、科の名前にもなっているおなじみのカバ(Hippopotamus amphibius)だ。 カバとコビトカバは形も色も似ているが、並べてみると、違いはすぐにわかる。 「主な違いは大きさです」とコビトカバを飼育している米ピッツバ
「睡眠時間が6時間を切ると辛い」 「睡眠不足になると眠気や疲労感がひどい」 「睡眠不足ぎみだから、今週末は寝だめをしよう」 眠気、頭痛、だるさなど、誰しも睡眠不足の辛さは経験したことがある。何時間くらい眠れば寝不足感がないか経験的に知っている。だから自分が睡眠不足かどうか知ることはたやすい、皆さんそうお考えではないだろうか。 しかし、そのような“常識”は正しくないことが私たちの研究で明らかになり、科学誌「SCIENTIFIC REPORTS」に論文が掲載された。この内容については、先日、プレスリリースも発表した。 『潜在的睡眠不足』の解消が内分泌機能改善につながることを明らかに http://www.ncnp.go.jp/press/release.html?no=124 現代人の多くが自覚できない睡眠不足を抱えており、しかも想像以上に心身に悪影響を与えていることを示唆する研究データが得ら
2024年9月10日、京都府立大学が、特定非営利法人日本料理アカデミーと共同で、『日本料理大全』のデジタル版を同大学のウェブサイト上で一般公開しました。 『日本料理大全』は、日本料理の技法を科学的に理解し、自分の料理に取り入れて実践できるよう、日本料理アカデミーが制作した料理教本です。日本語版と英文版があり、現在までに5巻が刊行されています。 国内外を問わず和食のさらなる発展と和食文化を担う人材の育成を目指し、一般公開を開始するとあります。 報道・広報(京都府立大学) https://www.kpu.ac.jp/ ※2024年9月10日付けで「日本料理大全 デジタルブックの一般公開について」とあります。 日本料理大全デジタル版 京都府立大学サイトにて公開!(日本料理アカデミー, 2024/9/10) https://culinary-academy.jp/taizen_digital_bo
関連記事 それでも「酒は百薬の長」と言い続けるワケ カナダの研究者らが飲酒量と死亡リスクの関係を分析 カナダのビクトリア大学などに所属する研究者らは、107件の研究を対象とした分析を実施し、アルコール消費と全死因死亡率の関連性を詳細に調査した研究報告を発表した。 “ビールは冷やす”となぜうまい? 中国の研究者らが調査 アルコール度数と温度の関係に迫る 中国科学院や中国の白酒メーカーである五粮液などに所属する研究者らは、異なるアルコール度数や温度によって味わいなどが変化するメカニズムを解明するために検証した研究報告を発表した。 「お酒のエナジードリンク割りは危険」農水省が注意喚起 原因はYouTuber? 問い合わせ相次ぐ お酒とエナジードリンクを一緒に飲むとカフェインの過剰摂取による健康被害につながりかねないとして、農林水産省が注意喚起している。5月8日に問い合わせが相次いだことを受けての
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:ラマダン明けに食べるハラールマトンラーメンを考える > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 まずは普通にチャーハンを作ってみる パラパラチャーハンに挑む前に、普段通りに普通のチャーハンを作ってみる。 ただチャーハンは家庭によって「普通の」の作り方が、味噌汁やカレーくらい広い料理なので、普通のというか「今日の私はこうやって作った」くらいの話と受け止めていただきたい。 卵を入れる順番とか、醤油は鍋肌に垂らすべきなのかとか、味の素を入れるのはどうなんだとか、その辺は各自で好きにしてほしい。チャーハンはいつだっておいしいのだから。 中華鍋を熱して多めの油を入れて、溶き卵を半熟に炒めて取り出す。 具を炒める。今日は冷蔵庫にあったベーコンとネ
ユネスコ無形文化遺産登録から10年を経て、登録当時には約5.5万店だった海外の日本料理店が、2023年には約18.7万店にまで増えるなど日々関心が高まっています。 京都府立大学、日本料理アカデミーでは京都から国内外を問わず和食のさらなる発展と和食文化を担う人材の育成を目指し、「日本料理大全 デジタルブック」を公開します。 ある料理を知るためには、まずその背景を知らないと始まりません。「日本料理大全」シリーズは手法のみを解説するのではなく、考え方の基礎を示していくことを目指しています。経験や勘に頼るのではなく、なぜこの味が生まれるのか、どうしてこの調理法になるのか、といった根拠や科学的な理由を示しています。それらをもとに料理する人が考え、取り入れ、オリジナルの料理を生み出す手助けとなることを目指しています。 このシリーズが日本料理の発展・普及の一助となり、多くの人々の健康と喜びを導くことにな
「いいねえ、汚らしくて。もっと泥臭く!」 岡本章生とゲイスターズのリーダー、岡本が吹くトランペットに、いかりや長介は上機嫌だったという。 【写真】「チョットだけョ」以外にまだある加藤のギャグ その曲、ペレス・プラード楽団の「Taboo」と聞いてもピンとこない方が多いかも知れない。だが、加藤茶(80)の「チョットだけヨのBGM」といえば、誰もが頷くのではないか。 驚異的な視聴率と共に、数々の名物コーナーやコントを生んだ「8時だョ!全員集合」(以下「全員集合」=TBS系)初期のギャグ「チョットだけヨ」が大ブームとなって今年で50年となる。最近は45歳下の妻、綾菜さんとバラエティ番組で仲睦まじい姿を見せている加藤茶。天才コメディアンが送り出した、日本のバラエティ史上に永遠に刻まれるであろう、あのコーナーはいかにして生まれたのか。 「全員集合」が放送された土曜日の午後8時は、業界では「土八(ドハチ
インタビュー 第3回「自然科学は権威がこけていく物語」(佐藤文隆 氏 / 甲南大学 教授、京都大学 名誉教授) 2009.12.18 佐藤文隆 氏 / 甲南大学 教授、京都大学 名誉教授 行政刷新会議の事業仕分けで科学技術予算にも国民の大きな関心が向いている。研究者たちの反撃は素早く、厳しい評価も一部見直されそうな雲行きだ。しかし、こうした動きを冷静に見ている研究者もいる。16年前、政権交代で建設途中に計画中止となった米国の超巨大加速器「SSC」の例などを引き、科学技術と国家の関係のとらえ方が日本はまだ未成熟ではないか、という見方だ。京都大学基礎物理学研究所長、同理学部長などを務めた佐藤文隆・甲南大学教授に今回の動きと科学技術政策のありようなどについて聞いた。佐藤氏の話のキーワードは、「科学技術エンタープライズ」と「雇用」のようにみえる。 ―科学技術の世界を構造化してみる。そうすれば税金を
手術に伴うリスクは、ほかの定位脳手術のリスクとほぼ同じです。下記に示すような合併症が考えられます。これらの合併症が発生する確率は非常に少ないですが、発生した場合は重篤化することもあります。また、手術後にその他の不快な症状が現れることがあります。これらの症状が発生した場合は、すぐに医師にご相談ください。この他のリスクについても、医師によくご確認ください。 脳内での出血 脳付近での脳脊髄液の漏れ 感染症 植込み材料に対するアレルギー 手術部位の痛み
パーキンソン病に対する脳深部刺激療法(DBS) 千葉大学医学部附属病院 脳神経外科 樋口 佳則 パーキンソン病に対する脳深部刺激療法ミニレクチャー 1.パーキンソン病とは? パーキンソン病の症状は,ふるえ,こわばり,動きにくい,すくみあし,転びやすいなどの症状が代表的です.このような症状で困ってきたらお薬での治療が必要となります.通常パーキンソン病の治療は,薬での治療からはじまります.ドパミン,ドパミン作動薬,貼り薬などもあり,様々なお薬の効果を考え,脳神経内科医がお薬を処方します. 一部の患者さんでは,お薬での治療では効果が不十分な場合があります. そのような場合には,脳深部刺激療法(Deep Brain Stimulation, DBS)により,症状の改善が期待できる場合があります。 2. 脳深部刺激療法 脳深部刺激療法は脳の特定の部位に 電極を挿入し,持続的に刺激することにより神経症
樋口 季一郎(ひぐち きいちろう、1888年〈明治21年〉8月20日 - 1970年〈昭和45年〉10月11日)は、日本の陸軍軍人。最終階級は陸軍中将[2]。兵庫県淡路島出身。歩兵第41連隊長、第3師団参謀長、ハルピン特務機関長、第9師団長等を経て、第5方面軍司令官兼北部軍管区司令官。 第二次世界大戦前夜、ドイツによるユダヤ人迫害を逃れた避難民に満洲国通過を認め[3]、「ヒグチ・ルート」と呼ばれた脱出路が有名。大戦中は麾下の部隊がアッツ島の戦い、ソ連対日参戦に対する抗戦(樺太の戦い、占守島の戦いなど)を行った[3]。 1888年、淡路島にある兵庫県三原郡本庄村上本庄(町村制後:阿万村、現:南あわじ市阿万上町字戈の鼻)に父・奥濱久八、母・まつの5人兄弟(9人とも言われている)の長男として出生。奥濱家は廻船問屋で代々続く地主であったが、明治以降、蒸気船の普及に伴い時代の流れに取り残され父・久八
佐賀県・松山寺住職 松岡宗鶴 妙心寺派布教師会から「東京禅センター」のホームページに掲載する法話原稿を依頼されたのは今年の1月。しかも掲載予定は8月とのこと。冬の真只中に盛夏のイメージはすぐには湧かなかったが、8月といえば私が住む地域では「お盆」の月だ。しかし、東京は確か7月盆だったはず…。「待てよ、夏といえば海水浴。私が住む唐津には美しい海があるじゃないか。しかも、あのジャック・マイヨールが愛した海が!」 映画「グラン・ブルー」でも知られる伝説のダイバー、ジャック・マイヨールは、私の青春時代に少なからず影響を与えた人物だ。公開当時、中学生だった私は紛れもない「グラン・ブルー・ジェネラシオン」の一人。いつしかダイビングの資格を取り、イルカと共に青い海を泳ぐことを夢みていた。それから月日が経ち、縁あって唐津の寺の住職となり、はや13年。海はごく身近にあるものの、これまで唐津の海で泳いだことは
“ハイポニカ”は、協和株式会社創業者・野澤重雄が生み出した植物の栽培手法です。 「近代農業が直面する障壁と食糧難を解決する」の理念のもと、1963年(昭和38年)より研究を始め、1970年(昭和45年)に「水気耕栽培 “ハイポニカ”」として命名し、販売を開始しました。 研究に基づく結果 「植物の生命」の研究を基礎に組み立てられた革命的栽培技術“ハイポニカ”は従来の栽培手法とは大きく異なります。これまでに“ハイポニカ”で栽培した1粒のトマトの種から、約25,000個(※)の結実を達成させています。 この成果は特殊な肥料やバイオテクノロジーを利用したものではありません。 (※ユーザー実績) 植物本来の力を生かした栽培手法 従来の農業技術では人間が植物をコントロールして栽培しますが、"ハイポニカ"では植物が持つ潜在能力を最大限に発揮できる環境を整えることにより、飛躍的に生産性を上げるものです。
池上彰氏講演会 テーマ「伝えるということ」(7) 2013年10月1日 / 松山市総合コミニュティセンター キャメリアホール 講演者 : 池上彰氏(ジャーナリスト、東京工業大学教授) ご案内 : 宮本信子館長 そして今、私は、東京工業大学で学生たちにいろんなことを教えています。東京工業大学の、リベラルアーツセンターというところに所属をしている教授です。最近、いろいろな大学で「リベラルアーツ」ということが言われるようになりました。「リベラルアーツ」とは何か。要するに、「教養」なんですね。教養を、きちんと学生に教えることが大切だと言われるようになりました。 かつて、大学の1・2年時には教養課程があり、3年で初めて専門課程に進んでいました。ところが、大学教育の自由化が進み、それぞれの大学が自由にカリキュラムを組めるようになったところ、「早く専門的なことを勉強したい」という学生のニーズに応じて、大
「太陽系からおよそ40光年離れた宇宙に、地球と似た大きさの惑星が7つある」 先月23日、欧米の研究者やNASA=アメリカ航空宇宙局などで作る国際共同研究チームが行った発表に、日本の有力な天文学者は「相当に大きな発見だ」と驚きを見せました。 NASAで行われた記者会見で、研究チームは「生命を育むことができる第2の地球が見つかるのは、もはや時間の問題だ」とも述べました。 “第2の地球”探しは、今後、どのように進められるのか。果たして、“第2の地球”は見つかるのか。 日本でこの分野の最前線にいる研究者に取材しました。 ベルギーやアメリカ、それに、アフリカなどの研究者で作る国際共同研究チームは、先月23日、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」の電子版で、次のような発表をしました。 「太陽系からおよそ40光年離れた宇宙にある『TRAPPIST-1』と呼ばれる星の周りを、地球と似た大きさと質量を持った惑星
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