はるぼぼ 旅するライター・ブロガー 和歌山出身。東京での会社員時代、旅先の長野でドイツ人夫に出会う。5ヵ月間のアジア横断旅行と2年半の... more 最大の都市ホーチミンや首都のハノイ、中部リゾートのダナンなどが人気のベトナム。そんなメジャーどころとは一線を画しつつも、「普通の観光じゃつまらない」というマニアのあいだで密かに人気を集める場所があるのをご存じでしょうか。 それが、カンボジアとの国境近くにあるカオダイ教の総本山。カオダイ教とは、世界のさまざまな宗教をミックスさせた摩訶不思議な新興宗教で、ド派手な建物はもちろんのこと、信者が一同に会する礼拝の様子は圧巻です。 ベトナムの新興宗教「カオダイ教」 日本ではほとんど語られることのないカオダイ教は、1926年に発足したベトナムの新興宗教。仏教、キリスト教、イスラム教の三大宗教に加えて、儒教と道教を合わせた5つの宗教をベースにした混合宗教