こんにちは、大学 1 年になったばかりの E869120 です。 私は 5 年前に趣味で競技プログラミングを始め、AtCoder や日本情報オリンピックなどに出場しています。ちなみに、2021 年 5 月 5 日現在、AtCoder では赤(レッドコーダー)です。 今回は、アルゴリズムや競技プログラミングの問題を速く解くために必要な、効率的なデバッグの方法について記したいと思います。是非お読みください。 1. はじめに 皆さんがプログラミングの問題を解いていく際に、次のような場面に遭遇したことはありますでしょうか。おそらく、読者の大半が「はい」と答えると思います。 ソースコードに謎のミスを埋め込んでしまったせいで D 問題が解けない… ああ、プログラムを 1 文字変えただけで WA(不正解)が AC(正解)に変わった、悲しい… このように、プログラムにバグ(プログラム実装上のミス)を埋め込
Yahoo Japanの「新型コロナワクチン情報まとめ」を見ていたら、次の画像があった。 アストラゼネカの行に「有効性 〜76%」とあり(赤枠)、私はここが気になってしまった。 (出典:https://news.yahoo.co.jp/pages/20210122、閲覧:2021-07-02) これを見た人は、普通は「最大で76%」と解釈するだろう。日本語で「〜」は「数字の範囲」を示すのが一般的である。例えば共同通信社の『記者ハンドブック』でもその意味で使っている。範囲の右側だけに数字があるので「最大」という解釈になる。最大なのだから、有効性は10%かもしれないし60%かもしれない。 しかし日本語の「〜」によく似た英語の「~」(チルダ)には別の意味がある。「約」や「およそ」である。この意味を掲載している辞書は実は少ないのだが、たとえばMerriam-Websterの「tilde」には2bに
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