京都市左京区の京都精華大で11月、学園祭の打ち上げとして行われた学内での飲み会で、学園祭実行委のメンバーとして参加していた芸術学部1年の女子大生(18)が急性アルコール中毒になり、死亡していたことがわかった。 下鴨署によると、打ち上げは11月26日午後6時半頃から始まり、学生や卒業生ら約100人が参加。女子大生は同9時頃に体調の異変を訴え、学内で休んでいたが、翌27日午前3時25分頃、意識がなく、顔色が青いのに気付いた関係者が119番。女子大生は搬送されたが、約1時間後、急性アルコール中毒による死亡が確認された。 同署の調べでは、女子大生は、チューハイなどを飲んでいたという。 同大学によると、学内での飲酒は禁じられておらず、打ち上げ実施の届け出時にも、未成年の飲酒などについては注意を促していたといい、「二度とこのような事態が起きないよう、対策を講じたい」としている。