ピーナッツは、10月が旬。美容・健康に良いと言われながら、「食べたら鼻血が出る」「にきびができる」、また「芽の部分は体に良くない」といわれることも。これって本当? ピーナッツのカロリーは、100gで585kcal。そのうち、タンパク質が26.5g、脂質が49.4gです。およそ半分が脂質なのですね。このことから、食べたら鼻血が出たりにきびができたりするという説が登場したようですが、あさひ町榊原耳鼻咽喉科の榊原院長は、医学的な根拠はない「都市伝説」と断言します。芽の部分についても、医学的な根拠はありません。 ただし、バターピーナッツなど、油で炒って味付けされたピーナッツは、にきびになりやすくなる過酸化脂質を多く含みます。バターピーナッツは、とりわけ食べ過ぎに注意したほうが良いかもしれません。 ■ピーナッツの栄養効果 1)肥満防止に役立つ「脂肪」 ピーナッツに含まれる脂肪は、太りにくい植物性の脂