北朝鮮など東アジア情勢への対応を強化するため、アメリカ海軍は神奈川県の横須賀基地に、弾道ミサイルへの対処能力を持つ最新鋭のイージス艦1隻を新たに配備しました。 このうち1隻がことし6月に配備されたのに続いて、2隻目のイージス艦「ベンフォールド」が、19日、横須賀基地に入港しました。 アメリカ海軍によりますと、「ベンフォールド」は全長がおよそ150メートルで、300人ほどが乗り込み、弾道ミサイルを迎撃する能力がある最新鋭のシステムを搭載しているということです。 「ベンフォールド」のミシェル・デイ艦長は、横須賀基地に到着後、取材に応じ、「日米同盟はインド・アジア太平洋地域の平和と安全の礎であり、海上自衛隊や地元の皆さんとの絆を育み、関係をより強固なものにしていきたい」と話していました。 横須賀基地に配備されたイージス艦はこれで11隻目です。