管理人のイエイリです。 シンガポールでは2015年から5000m2超の建物の建築確認申請を行うときに、意匠、構造、設備のBIMモデル提出が義務づけられています。 こうしたお国柄を反映して今、「バーチャル・シンガポール(Virtual Singapore)」という巨大3Dプロジェクトが着々と進んでいます。 ナ、ナ、ナ、ナント、 国全体をBIM化 して、官民で広く使おうというものなのです。 バーチャル・シンガポールは国家研究財団(NRF)が中心となり、シンガポール土地庁(SLA)と情報通信開発庁(IDA)とともに開発しているもので、その予算は7300万シンガポールドル(約60億円)という巨大なプロジェクトです。 シンガポールの国土全体を、バーチャルな3Dモデルにすることにより、産学官民が様々な目的に使えるようにすることを目指しています。 例えばビルのBIM(ビルディング・インフォメーション・モ