山梨県は13日、富士山ハザードマップ(災害予測地図)改定版に基づく溶岩流到達想定の動画を投稿サイト「ユーチューブ」で公開した。 大規模、中規模、小規模噴火の51パターンの溶岩流の流れ方の想定を、実際の1440倍の速度で紹介している。県は動画のDVDを市町村に配り、防災に役立ててもらう。
キラウエアが爆発的噴火=噴煙、9100メートルに-米ハワイ島 キラウエア火山から流れ出す溶岩=16日、米ハワイ州ハワイ島。米地質調査所提供(AFP=時事) 【ロサンゼルス時事】米ハワイ州ハワイ島のキラウエア火山で17日午前4時15分(日本時間同日午後11時15分)ごろ、爆発的な噴火が起きた。米地質調査所(USGS)によると、山頂から上った噴煙は高さ約9100メートルに達した。今後さらに激しい爆発が起きる可能性がある。 〔写真特集〕ハワイ・キラウエア火山 キラウエア火山で3日に始まった噴火活動では、周辺に約20カ所の亀裂が発生。住宅地などに溶岩が流れ出て、住民約2000人が避難している。人的被害の情報はないが、当局は爆発的噴火に伴う噴石の飛来や降灰、有毒ガスなどに注意を呼び掛けている。(2018/05/18-09:26) 【国際記事一覧へ】 【アクセスランキング】
バリ島アグン山、再び噴火=噴煙4000メートル、航空便影響-インドネシア 26日、噴煙を上げるバリ島のアグン山(インドネシア国家防災庁提供・時事) 【ジャカルタ時事】インドネシア国家防災庁は26日、日本人客も多い観光地バリ島で先に噴火したアグン山が25日から26日にかけ、さらに複数の噴火を起こしたと発表した。26日早朝の噴火では山頂から3000~4000メートルの高さまで噴煙が立ち上がり、バリ島の空港の発着便には取りやめも相次いだ。今後さらに噴火が激しくなれば、邦人観光客への影響も懸念される。 〔写真特集〕バリ島アグン山~約半世紀ぶり噴火~ 噴煙はバリ島東隣のロンボク島まで達し、当局は26日午後、ロンボク島の空港を閉鎖した。バリ島南部にある国際空港は稼働しているが、運輸当局によると、バリ発着便のうち少なくとも45便がキャンセルとなり、5500人以上に影響が出た。 運輸当局者は26日、バリ空
(CNN) アラスカのボゴスロフ火山は10日までに再び噴火し、噴煙が約9000メートルの高さに達した。同火山は昨年末から活動が活発化している。今回の噴火を受け、航空機向けの警戒レベルが最も高い「赤」へと引き上げられた。 アラスカ火山観測所によると、噴火は8日に発生。アリューシャン列島一帯に火山灰が降灰した。 ボゴスロフ火山はまだ高度に不安定な状態が続いていて予測できない状況にあり、高高度の噴煙を伴う再度の噴火がいつ起きてもおかしくない状態だという。 アジア各地から北米へ向かう便の多くは同火山の上空を通過する。米地質調査所によると、火山灰には研磨作用があり、ジェットエンジンの熱で溶ければエンジンに不具合が起きる可能性もある。 同火山では昨年12月から火山活動が活発化。今年5月にも大規模噴火で航空機に対する警戒レベルが一時的に引き上げられたが、その後は一段階低い「オレンジ」に戻っていた。 火山
2015-03-05 「焼山の噴火は要警戒レベル」…妙高市の火山地質学者が警告 ニュース 国の火山噴火予知連絡会長である東京大学名誉教授の藤井敏嗣氏が、このほどテレビ番組の中で、2014年9月に起きた御嶽山(岐阜・長野県境)の噴火などを例に挙げ、「(日本は)火山の活動期に入ったかもしれない」と注意を呼び掛けた。2014年は阿蘇山(熊本県)や口永良部島(鹿児島県)が噴火し、草津白根山(群馬県)、吾妻山(福島県)、十勝岳(北海道)で噴火警戒レベルが引き上げられるなど、活動期に入ったとみられる兆候が現れている。新潟県上越地方や北信濃にかけて唯一の活火山である焼山(2400m)が噴火する可能性はあるのだろうか。その場合、どんな被害が予想されるのだろうか。 このほど、焼山について半世紀にわたる研究成果をまとめた『新潟焼山火山-その素顔と生い立ち-』を自費出版した妙高市渋江町の火山地質学者、早津賢二氏
秋田県大舘市の遺跡で、平安時代に起きた十和田火山の大噴火によって、火山灰に埋まった住居の屋根とみられる跡が見つかりました。立体的な屋根の形がそのまま見つかるのは非常に珍しく、当時の住宅の構造を知る貴重な資料として注目されています。 屋根は一部が欠けているものの「寄せ棟造り」という当時の建築様式の特徴が残されていて、立体的な状態で埋まっているとみられるということです。 この付近では1100年前の西暦915年に、十和田火山が大噴火したことが分かっていて、秋田県埋蔵文化財センターによりますと、このときの大量の火山灰で屋根が埋まったことで壊れずに残ったとみられるということです。 県埋蔵文化財センターの村上義直副主幹は「当時の屋根の形に近い状態で見つかったのは非常に珍しく価値がある。今後、さらに発掘が進めば、さまざまな面で注目されると思う」と話していました。 片貝家ノ下遺跡は今月14日と15日に一般
☆九州電力 火山影響 川内原発について URL https://www.nsr.go.jp/data/000035511.pdf 川内原発が設置されている場所は凄いですね!綺麗に川内原発の周囲だけを避けているのは露骨過ぎて笑ってしまいます。破局噴火が起きれば、この程度のレベルでは済まないはずです。 少なくとも、川内原発の場所にも大量の火山灰が降り注いで、フィルターなどの設備に悪影響を及ぼす事になるでしょう。電力会社というのは都合の悪い想定は無かったことにするので、私達国民が声を上げて間違えを指摘するべきです。 関連過去記事 ☆【フラグ】桜島の噴火警戒レベル引き上げについて九州電力がコメント!「噴火しても原発には影響ない」 URL http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7603.html
全国各地で火山が活発化し、沈黙を続ける活火山・富士山に注目が集まっている。前編に続き、富士山の麓に拠点を構える山梨県富士山科学研究所 火山防災研究部 部長の内山高主幹研究員と、常松佳恵研究員に話を聞いた。 前篇では、富士山は2000年末~2001年にかけて、低周波地震が月に100~200回ほど観測されたが、ここ最近は月に多くても50回程度で、地下水の状況等を踏まえても「平常的な観測状況」と見られていることを伝えた。1707年の「宝永大噴火」から308年間、沈黙を続ける富士山は「いつ噴火してもおかしくない」と言われ続けている。2000年末~2001年には、噴火こそ起こらなかったものの、この時にマグマの動きが活発化したのではないかと見られている。 後篇では、富士山の噴火の予知がなぜ難しいのか、そして、火山観測とシミュレーションの重要性について紹介したい。 特殊な山「富士山」 ● 東西に引き裂か
鹿児島県屋久島町・口永良部島の新岳で起きた爆発的な噴火による火砕流は、平均時速115キロ・メートルの猛スピードで山を流れ下ったことが31日、福岡管区気象台の計算で分かった。 火砕流は噴火から1分あまりの短い時間に、山麓の集落近くを通って海に達していた。 同気象台が、口永良部島の中心部の本村地区に設置していた気象庁の監視カメラの動画を解析した。その結果、火砕流が火口の北西側の谷に流れ込み、海に到達したのは70秒後だった。火口中心部から海岸まで直線距離で2・24キロ・メートル離れており、計算すると、平均時速は115キロ・メートルになった。 同気象台の松末伸一・火山調査官は「火砕流に襲われると、逃げられないことを改めて示している」と話している。
宮城県と山形県の県境にある蔵王山では、今月7日から火山性地震の回数が増えるなど、火山活動がやや活発な状態が続いています。 気象庁は、今後、小規模な噴火が起きる可能性があるとして蔵王山に火口周辺警報を発表し、「御釜」と呼ばれる火口湖から2キロから3キロ程度の範囲では噴火に伴う噴石などに警戒するよう呼びかけています。 さらに、13日は午後1時までに25回に上っています。 蔵王山では、去年8月以降、ほぼ毎月、地下のマグマやガスの動きを示すと考えられる火山性微動が観測されていて、今月9日の午後にも1分20秒ほどにわたって火山性微動が観測されました。 地殻変動のデータや監視カメラによる映像には特段の変化は見られないということです。 気象庁は、蔵王山では火山活動がやや活発な状態が続いていて、今後、小規模な噴火が起きる可能性があるとして、13日午後、火口周辺警報を発表しました。 気象庁は噴火が起きるおそ
気象庁が常時監視している47活火山の山頂63地点で大手3社の携帯電話が全てつながるのは4割あまりの28地点にとどまることが各社への取材でわかった。9地点では3社とも通じなかった。御嶽山噴火を受け、気象庁は携帯電話で登山者に噴火情報を提供する予定。専門家は「国や自治体、登山者は何通りもの伝達方法を用意すべきだ」と指摘する。 活火山での携帯電話の通信状況を尋ねたところ、63地点のうちNTTドコモは49地点、ソフトバンクは47地点、KDDI(au)は30地点で通じると答えた。3社とも通じない9地点は、福島県の吾妻山・一切経山(いっさいきょうざん)や九州の霧島山・新燃岳など。10地点が1社だけ通じ、16地点は2社だけ。富士山や箱根山、北海道の有珠山、九州の阿蘇山・中岳などは3社ともつながる。 山頂に近い場所に山小屋がある24火山の計25カ所の山小屋では、秋田焼山、鳥海山など9カ所で3社ともつながら
「よろい人骨」 古墳人の半生は 3月15日 13時30分 群馬県渋川市で3年前に見つかった、今からおよそ1500年前の成人男性の骨。 よろいを身に着けた姿で噴火の火砕流に巻き込まれたことが分かり、大きな注目を集めました。 この古墳時代の「よろい人骨」。その後さまざまな調査が進み、男性の半生を探ることが可能になってきました。 どんな生い立ちで、どのような立場にあったのか。そしてその時代背景は。 古墳時代人のライフヒストリーを巡る最新の研究状況をまとめました。 (ネット報道部 高橋俊雄) 渡来系の有力者か 人骨は平成24年の11月、群馬県渋川市の金井東裏遺跡で見つかりました。 男性がよろいを身に着けたまま膝を地面につき、うつぶせの状態で倒れていたのです。 成人女性や乳幼児の人骨も見つかり、合わせて4人の骨が確認されました。 遺跡の10キロほど南西には榛名山があり、古墳時代の6世紀
福島県と山形県にまたがる吾妻山で、12日朝、火山性微動が観測されました。仙台管区気象台は、吾妻山ではことし10月以降、火山性地震がやや多い状態が続いているとして注意を呼びかけています。 仙台管区気象台によりますと、福島県と山形県にまたがる吾妻山で、12日午前6時20分すぎから地下のマグマや火山ガスなどの動きを示すと考えられる火山性微動がおよそ34分にわたって観測されました。吾妻山で火山性微動を観測したのは去年8月以来です。 また、火山性微動に伴って、地盤の変化を捉える傾斜計で一時、火口側が上がる変化が見られ、その後、元の状態に戻ったことが観測されたということです。一方、GPSによる地殻変動の観測では特段の変化はないということです。 吾妻山では、ことし10月以降、火山性地震がやや多い状態が続いているほか、大穴火口の噴気活動も、やや活発な状態が続いています。 気象台は、吾妻山の噴火警戒レベルを
長野、岐阜県にまたがる御嶽山(おんたけさん)の噴火は、火山災害の恐怖をまざまざと見せつけたが、火山学者ら関係者の間で、いまもう1つの噴火リスクが注目されている。北朝鮮の火山・白頭山(ペクトゥサン)で、実際に噴火すれば北の被害はおろか、朝鮮半島、さらには日本にも灰が降るなど多大な影響が及ぶ恐れがある。実際に日本政府も事態を注視しており、状況は意外なほどに深刻だ。 「10世紀の噴火で(日本でも)約5センチの火山灰の堆積があったとされている。同規模の噴火が発生した場合には、降灰による大きな影響が発生すると考えている」 先月行われた参院予算委員会。安倍晋三首相は、白頭山の噴火の危険性についてこう話した。岸田文雄外相も「政府としても関連情報の収集に努めてきた」とし、日本政府が強い危機感を抱いていることが分かる。 白頭山は、北朝鮮両江道と中国吉林省の国境付近に位置し、標高は2744メートル。頂上付近に
最悪で1億人以上が生活不能になる“日本消滅”レベルの「巨大カルデラ噴火」が起こる確率は今後100年間で1%──神戸大学大学院の巽好幸教授らは、日本列島で過去12万年間に起きた火山噴火の規模と頻度を統計的に解析した結果、こうした知見が得られたと発表した。「いつこのような巨大噴火が起こっても不思議ではない」として、原因となるマグマ溜まりを正確に観測する必要があるとしている。 巨大カルデラ噴火は、大きな窪地(カルデラ)の形成を伴う。縄文時代の約7300年前に鹿児島県南部で起きた「鬼界アカホヤ噴火」はマグニチュード8.1という規模で、この影響で少なくとも南九州地方の縄文文化は壊滅し、回復には1000年近くかかったとされている。 過去12万年間に起きたマグニチュード4以上の噴火合計447回について「ワイブル関数」によって統計的に解析。将来の発生確率について求めたところ、マグマなど1000億トン以上を
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