JR蒲田駅と京急蒲田駅をつなぐ新空港線(通称、蒲蒲線)の計画が実現に向けて動き出している。蒲蒲線とは、東急多摩川線が矢口渡駅付近から地下化され、東急蒲田駅と京急蒲田駅を地下鉄でつなぎ、京急空港線の大鳥居駅の手前付近で京急空港線に乗り入れる計画のことである。蒲蒲線の計画の総事業費は約1,360億円と試算されている。 東急多摩川線は矢口渡駅付近から地下化するため、現在の東急多摩川線の蒲田駅は駅舎が地下に移動する計画となっている。京急蒲田駅の地下にも、蒲蒲線の新たな駅ができる予定だ。 JR蒲田駅と京急蒲田駅は800mほど離れているが、その間が地下鉄でつながることでJR京浜東北線と京浜急行本線との間にある分断が解消されることになる。現状ではJR蒲田駅と京急蒲田駅との間を移動するには徒歩やバス等での移動を強いられており、蒲蒲線ができれば両駅間の移動がしやすくなることが期待できる。 蒲蒲線は単にJR蒲