スカパーJSATとソニーは4月20日、「2010 FIFA ワールドカップ」(W杯)を3D放送することで協力したと発表した。スカパー!HDとスカパー!光で、全試合中25試合を3Dで放送する。 3Dで放送するのは、スカパー!が新たに開設する3D専門チャンネル「スカチャン3D169」。6月19日のオランダ対日本戦を皮切りに、7月11日の決勝戦の生中継を含む、25試合を3D映像として放送する。 スカパーJSAT 執行役員専務の田中晃氏は「スカパーでは5月中旬にW杯専門チャンネルを開局し、全64試合を放送する。番組は生中継に録画、ダイジェストも提供し、W杯三昧を楽しんでほしい。今回の大会では、これらの番組に加えてワールドカップ中継を新しい形で楽しんでもらおうと、ソニーと共同で3D映像を提供していきたいと思っている」と話した。 3D専門チャンネルであるスカチャン3D169では、サイドバイサイド方式で
「(子どもが有害な情報にアクセスできないように)フィルタリングを導入することには全くもって賛成だ。しかし、その仕組みや中身がどういったものなのかが、我々に伝わってこない。いきなり『来年からやります』とだけ言われても、保護者の準備ができていない」――総務省が12月27日に開催した研究会「インターネット上の違法・有害情報への対応に関する検討会」第2回会合では、政府のフィルタリング加入政策に保護者が戸惑っている様子が明らかになった。 冒頭の発言をしたのは、社団法人 全国高等学校PTA連合会会長の高橋正夫氏。高校生の保護者の代表だ。政府は12月10日に、携帯電話事業者4社に対して、有害情報にアクセスできないようにするフィルタリングサービスに未成年者が原則加入するよう要望したばかり。このため、議論は携帯電話のフィルタリングサービスに関するものが中心となった。 高橋氏は、親が子どもよりも携帯電話に対す
Googleは米国時間4月20日、世界各国の政府機関からコンテンツの削除と特定ユーザーの情報開示を要請された回数のデータを公表した。 Googleが20日に開設した同社のページでは、政府機関から特定ユーザーに関するデータの提供を要請された回数と、検索サービスや「YouTube」「Blogger」といった同社が運営するサイトのネットワークからコンテンツを削除するよう要請された回数を公表している。Googleの最高法務責任者(CLO)David Drummond氏はブログの中で、同ページは半年ごとに更新される予定であり、最初のデータには2009年7月〜12月の期間に同社が受けた要請を対象にしていると述べた。 2009年12月までの半年間で、ブラジルの政府機関と政府関係者が最も多く情報開示を要請したが、これはおそらく、Googleのソーシャルネットワーキングサービス「Orkut」の同国における人
Googleが、検索に応じて各地域の情報を提供する「Google Maps」のリスティングサービスを刷新した。際限ない数の店舗が表示される地域情報検索の結果を整理するとともに、これを利用して地元の企業に広告を販売する試みの一環といえる。 Googleは米国時間4月20日、「Google Local Business Center」を「Google Places」に改称すると発表した。全体として見れば、これ自体は名称の変更にすぎない。ただしGoogleは、Google Maps上に「Place Page」を取得し、自店舗の情報を掲載している各地域の企業に向けて、いくつかの新機能を公開している。 Google Mapsで検索を行うと、ピザ店からドライクリーニング店まで、地域の店舗に関する情報が記載されたページへのリンクが、数多く表示される。店舗経営者は従来、Local Business Cen
写真フィルムや画像処理技術で知られるEastman KodakがAppleを特許侵害で提訴してから3カ月が経過したが、今度はAppleが、デジタル写真に関する2件の特許をKodakに侵害されたとして反訴に踏み切った。 Patently Appleに掲載された訴状によれば、AppleがKodakに侵害されたとする特許は、米国特許番号6031964「統合メモリアーキテクチャを使用してデジタルカメラデバイスを実装するためのシステムおよび方式」と米国特許番号RE38911「修正可能なパラメータ制御付き画像処理チェーンによるモジュラーデジタル画像処理」の2件だという。 Appleは米国時間4月15日に、カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に訴状を提出した。一方のKodakは、1月の時点で、Appleに3件の特許を侵害されたとして2件の訴訟を起こしている。Kodakはテクノロジ企業に対して数々の特許
「Google Chrome」の安定版がアップデートされ、7つのセキュリティパッチが同ブラウザに適用された。「Windows」版のバージョン4.1.249.1059には、優先度の高いセキュリティ修正が4つと、優先度が中程度のセキュリティ修正が3つ施された。 優先度の高いセキュリティ修正では、フォーラムのタイプコンフュージョンエラー、V8 JavaScriptエンジンのバインディングにおけるメモリエラー、Chromeのダウンロードページにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性、HTTPのリクエストエラーが解消されている。最初の2つの修正は、「kuzzcc」というユーザーが発見したもので、Google Chromeの脆弱性発見賞金プログラムにより、同ユーザーはそれぞれについて500ドルを受け取った。 優先度が中程度のエラーは、デベロッパーツールのローカルファイルの参照、chrome://n
Akamaiは米国時間4月20日、「State of the Internet Report(インターネットの現状)」を発表した。これによると、インターネットの速度において上位10の国と地域のうち、8つは2009年第4四半期に速度が上がったという。 上位に入った国と地域の中で、インターネットパフォーマンスが世界で最も優れていたのは韓国、香港、日本で、第4四半期における平均接続速度はいずれも7.5Mbpsを上回った。韓国は実際にはパフォーマンスが前年比で29%低下したが、それでも11.7Mbpsで首位となった。 米国は調査対象となった234カ国中22位で、平均接続速度は前年比2.5%減の3.8Mbpsだった。 2009年終了時点で接続速度が1Mbps未満だったのは96カ国で、第3四半期の103カ国からわずかに減少した。速度が100Kbpsを下回ったのはマヨット、ウォリスフツナ、ガイアナの3つ
本田技研工業(ホンダ)は、カーナビサービス「インターネットリンク」の新コンテンツとして「Google ローカル検索」機能を4月27日に追加する。自動車メーカーとして国内初のサービスとなる。 インターネットリンクは、PCなどで検索可能なインターネット上のスポット情報を、ホンダのHDD型カーナビ「Honda HDDインターナビシステム」で利用できるサービス。今回、新たに追加したGoogle ローカル検索機能は、指定した地域のグルメやショッピング、レジャーなどのスポット情報をHonda HDDインターナビシステムから直接検索し、目的地に設定できるというもの。 フリーワードでの検索のほか、エリアを合わせてから周辺のスポットを検索することもできる。検索結果には、店名や現在地からの距離のほか、Google マップで提供されている評価も表示される。
@yoheiさんの力作、「Webを支える技術」を購入し読了したので、書評を書きたいと思います。 Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus) 作者: 山本陽平出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2010/04/08メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 143人 クリック: 4,320回この商品を含むブログ (173件) を見る 本書は、文字通り「WEBという世界を支えているものは、一体どういう技術・思想で構成されているのか?」ということに主眼を置かれて書かれています。実装技術の仕組みについての解説ではなく、Webをアーキテクチャとして捉えて、こういう設計になっているから今のWEBというものがある、その基礎的な仕様について網羅的に解説されています。ベーシックではなく、ファンダメンタル。各章で、要はこういうことを表現したいから
MaemoとMoblinをマージさせたLinuxベースのモバイル向けOS「MeeGo」。その登場の背景には、NokiaとIntelがそれぞれの立場から新たな市場を勝ち取ろうとする意図が見て取れる。MeeGoはAndroidやiPhoneに並ぶ存在になるのか、それとも別の道を行くのだろうか。 スペインのバルセロナで開催されている世界最大級の通信業界イベント「Mobile World Congress 2010」。Microsoftが発表した「Windows Phone 7 Series」、Adobeが発表したモバイル向け「AIR」およびLiMo Foundationへの参加、さらにモバイルアプリケーションの配信プラットフォームを統合しようとする「Wholesale Applications Community」(WAC)の発足など、今後のモバイル市場に大きな影響を与えるであろう発表が相次いで
いよいよ昨日に満を持して発売され、サンフランシスコの寒空の下で1時間ほど行列に並んで入手したiPad、入手して丸二日使ってみて、思うところが次第に形になってきたのでレビューを書きたいと思います。 最初にことわっておきますが、ぼくがここに書いていることはバイヤーズガイドではありません。何々をしたいならiPadがオススメ、とかそういう一般ユーザ向けの話はしてないです。書きたかったのは、このiPadという製品から何を感じ取るべきかという、主にデザイナーや技術者など「玄人」向けのこってりしたメッセージとなっていることをあらかじめご了承ください。 事前の所感としては以前にもCNETのパネルディスカッションで述べたことがあるのでそちらを参照してもらうとして、では実際に触ってみてどうか。 やはり、ほんとうに大切なことは実際に自分の手で触ってみないとわからないもんだなぁと改めて感じました。 結論を先にまと
先日、SPIDERストレージエンジンについて2度に渡り本ブログで紹介した(その1:Not Only NoSQL!! 驚異的なまでにWRITE性能をスケールさせるSPIDERストレージエンジン、その2:快適スケールアウト生活への第一歩。SPIDERストレージエンジンを使ってみよう!)が、SPIDERの作者である斯波氏は、実はもう一つ驚くべきストレージエンジンを開発している。その名も、VPストレージエンジンだ。ちょっと地味な名前だが、VPとは、Vertical Partitioning(垂直パーティショニング)の略で、複数のテーブルの上にVPストレージエンジンを被せて、垂直パーティショニング(カラムごとにデータを格納する領域を分ける)を実現するというものだ。他のテーブルの上に被せるアーキテクチャをとっているという点では、VPとSPIDERの発想は同じである。以下は、VPストレージエンジンの動作
ITmedia 海外でも同時に発売するグローバル端末として、Xperiaのデザインでこだわった点を教えてください。 鈴木氏 2010年に発売するソニー・エリクソン端末は、デザインコンセプトを世界全体で統一してきました。我々が考えるデザインの基本は「Human Centric(ヒューマンセントリック:人間中心)」ですが、これにエモーショナルな部分を加えたいと考えていました。 そこで考えたのが、「Human Curvature(ヒューマンカーバチャー:人間的な曲線)」と、「Precision by Tension(プレシジョンバイテンション:緊張感による精密さ)」という2つの要素です。前者は裏面のなだらかな曲線や、側面のS字ライン、後者はフラットなディスプレイ面などで表現しています。これら2つを合わせて感情に訴えるとともに、使いやすさにつながる造形を目指しました。 ITmedia 日本のケータ
前の記事 日本の伝統的風景をゲームに変えた『超・ちゃぶ台返し!』 米国議会図書館は、なぜTwitterの全ログを保存するのか 次の記事 「アラン・ケイの言語」を拒否したAppleに非難の声 2010年4月21日 IT コメント: トラックバック (0) フィードIT Brian X. Chen Photo: Bryan Derballa/Wired.com 約40年前、テクノロジー界の伝説的人物Alan Kay氏は、子供達がプログラミングを学べる軽量タブレットを構想した。米Apple社の『iPad』はこのビジョンに近いデバイスとされる。しかし同社はこのほど、Kay氏の仕事に基づいた、子供も使いやすいプログラム言語がiPadに載ることを拒否した。 Apple社は14日(米国時間)、『iPhone』と『iPad』向けの『App Store』から、『Scratch』と呼ばれるアプリを削除した。S
(編集部注:本稿は、米太平洋夏時間4月19日午後12時23分に公開された英語オリジナル版を日本向けに編集したものです) 「iPhone」をなくしてしまったというのはよくある話だが、未発表のiPhoneの超極秘プロトタイプを近所のバーの床にうっかり置き忘れることは、そう多くはない。 しかし2つのガジェットブログによると、それが起きたのだという。製品の機密性とセキュリティを極めて重視しているAppleのような企業で、そのようなことが起こったのだとしたら、驚くべきことだ。 通常、われわれがAppleの新製品を初めて目にするのは、コンピュータ専門家やジャーナリストたちを前に壇上に立ったJobs氏の手でそれが披露されたときだ。では今回は何が起こったのだろうか。 経緯を整理してみよう。Engadgetは先週末、同サイトがAppleの次世代携帯電話iPhone 4Gであると主張するデバイスの写真を掲載し
Javaに対する静的解析ツールには、以下のようなものがあります。 FindBugs PMD Jlint Lint4j Jtest(有償) 近頃の動向を見ていると、OSSのツールでは、FindBugsがデファクトスタンダードになりつつあるように思います。FindBugsは、2007/11/08にリリースされた1.3.0以降、1〜2ヶ月に一度の頻度でリリースされており、チェックルールも充実してきています。最近、FindBugsのチェックルールを調べる機会があったので、どんなルールがあるのかをまとめてみました。 FindBugsが検出するバグパターンは、次のような括り方となります。 バグカテゴリ > バグコード > バグタイプ 左側がより大きい括りになっており、バグタイプが1つの検出ルールに対応付きます。 FindBugsは、1.3.4時点で、8個のカテゴリと354個のチェックルールから成り立ち
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