文=コラムニスト 兪天任 戦後から現在に至る日本社会で、自衛隊はやはり1つの弱者集団であり、その地位は中国男子サッカーナショナルチームと大差なく、だれでも随意に罵ることができるため、自衛隊は他の人とぶつかると常に損をする。「鳳凰網」が伝えた。 実は、今の自衛隊の社会的地位とイメージは以前よりずっと良くなった。ノーベル賞作家の大江健三郎氏は1960年にこう語っている。「どうして自衛隊に行く若者がいるのだろう。彼らは自衛隊に参加することが恥辱だと知らないのではないか」 当時の自衛隊に対する社会的イメージはそのようだった。 災害救援活動は職責の1つ 社会的イメージが変わったのは95年の阪神大震災後。戦後初めての大規模な自然災害であり、自衛隊は救援活動で極めて大きな役割を果たした。震災後、自衛隊のイメージは著しく好転し、いわゆる自衛隊は災害時に仕事をする専門の「救援隊」と考える若者もいるほどだ。