Webサービスの多くでは、ユーザーの本人確認にパスワードを採用している。そのパスワードを破られて、Webサービスを悪用されるケースが急増している。 2007年以降、Webサービスを悪用して検挙された件数は、年間で1000件を超えている(図1)。内訳は、他人のユーザーIDとパスワードを使って不正にアクセスする「識別符号窃用型」がほとんど。一方、Webサービスを提供するWebサイトの脆弱性(セキュリティ上の欠陥)を悪用する「セキュリティホール攻撃型」はわずかだ。 不正アクセス禁止法違反による検挙件数の推移。警察庁の発表資料から作成した。検挙件数のほとんどは、パスワードを推測あるいは盗用して本人になりすます「識別符号窃用型」。Webサイトの脆弱性(セキュリティ上の欠陥)などを悪用して侵入する「セキュリティホール攻撃型」は少ない。
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