7月8日、東芝が主要取引銀行に対し、5000億円規模の融資枠(コミットメントライン)の設定を打診したことが明らかになった。写真はロゴ、東京都内で6月撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino) [東京 8日 ロイター] - 東芝<6502.T>が主要取引銀行に対し、5000億円規模の融資枠(コミットメントライン)の設定を打診したことが明らかになった。複数の関係筋が8日、明らかにした。信用力低下による資金調達難に備える。 打診を受けたのは、三井住友銀行<8316.T>とみずほ銀行<8411.T>、三井住友信託銀行<8309.T>。不適切会計問題で、現在、第三者委員会が実態調査を進めているが、信用力低下に伴い資金調達が難しくなる可能性を踏まえて、随時引き出し可能な資金枠を用意しておく狙い。