ロードバイクなどスポーツ自転車によるサイクリングで荷物を携行する方法はいくつかある。大別すると3通り。後付けしたキャリヤ(ラック)にバッグをつるす、自転車の各部にバッグを直接固定する(バイクパッキング)、そしてバックパックの利用だ。 それぞれの方法に長所と短所があるが、もっとも手軽で活用範囲が広いのがバックパックなのは間違いない。文字通り背負うだけなので、自転車への取り付け作業や相性の問題などが皆無。 自転車を離れるときも一心同体なので、ひと手間かけずに立ち寄りどころへ安心して入ることができる。そして、自転車側に取り付けるバッグに対して、大きな荷物容量を確保しやすいのも魅力。稼げる容量における費用対効果は抜群だ。また、自転車側にバッグを取り付けると振動が増えるため、走行安定性が損なわれる場合もあるが、体にフィットするバックパックは重量バランスに優れ、アクティブな走りにも対応できる。当然なが