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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (28)

  • 【動画】全身が真っ白! 幻の「白いザトウクジラ」

    【動画】オーストラリアの東岸沖で、非常に珍しい全身真っ白なザトウクジラが目撃された。(解説は英語です) 世界でも有名な白いザトウクジラの姿を、オーストラリア東岸沖で再び見ることができた。「ミガルー」と名付けられた白いクジラで、9月21日、シドニー沖を泳いでいるところをカメラに収められた。これから南極へ向かって回遊するのだ。(参考記事:「【動画】珍しい!全身真っ白なキリンの親子」) 動画を撮影したのは、ホエール・ウオッチング・シドニーの写真家ジョナス・リーブシュナー氏。ミガルーが姿を現すまで、1週間かかったという。 ミガルーは、オーストラリアの先住民族アボリジニの言葉で、「白い人」を意味する。このように白いクジラは、世界でもごくわずかしか知られていない。オスのザトウクジラであるミガルーは1986年に生まれたと考えられている。(参考記事:「【動画】極めて珍しい白いオランウータンを保護」) ミガ

    【動画】全身が真っ白! 幻の「白いザトウクジラ」
  • 【動画】家具になるキノコ、プラスチックの代替も

    セバスチャン・コックス氏がある日、1.6ヘクタールの自分の森の中を歩いていたところ、ハシバミの枝が2、まるで糊でも使ったかのようにくっついていた。 「両手で引きはがしてみると、枝を繋ぎとめていたものはキノコでした」(参考記事:「悪魔の指!流血する歯!見た目がホラーなキノコ6選」) その18カ月後には、英国のロンドン南東部にある自分の工房で、コックス氏はキノコから作られたランプと丸椅子を手にしていた。 家具職人のコックス氏は、二酸化炭素排出量をできるだけ抑えるなど、環境に配慮した木工家具作りに取り組んでいる。キノコの強い力が2の木の枝をしっかりと繋ぎとめているのを見た時、まず頭に浮かんだのは、何とかして家具作りにこのキノコを採り入れられないかということだった。(参考記事:「人、指、鳥の巣…奇妙な“そっくりキノコ”たち」) コックス氏が英国菌学会に問い合わせると、研究者でデザイナーのミネラ

    【動画】家具になるキノコ、プラスチックの代替も
  • ほぼ完全な中世の剣を発見、ポーランド

    この14世紀の剣は、長さ120cmで、重さはわずか1.5キロだった。(Photograph by Fr. Stanisław Staszic Museum) 600~700年前、ひとりの不運な騎士が泥炭地に落ちるか、そこで剣を落とすかしたようだ。ポーランド南東部、フルビェシュフ郡近郊の泥炭地で、信じられないほど保存状態のよい剣が発見されたことを受け、研究者らはそんな見解を示した。(参考記事:「沈没船41隻を発見、驚異の保存状態、黒海」) 建設作業員が掘削機を使って湿地の排水をしようとしていたところ、たまたまこの剣を発見、地元のスタニスワフ・スタシツ博物館に寄付された。13世紀末か14世紀中頃のものと見られ、柄以外はほぼ完全に残っている。 博物館の館長バルトロメイ・バルテツキ氏がポーランドの科学誌PAPに語ったところによると、両手で扱うこのタイプの剣は「この地域では珍しい発見」だが、当時は騎

    ほぼ完全な中世の剣を発見、ポーランド
    teajay
    teajay 2017/07/08
    日本刀のように柄鍔刃分割されてないのかな
  • 珍現象:エルニーニョで砂漠が一面の花畑に

    貴重な光景 チリの首都サンティアゴの北、約750キロに位置するアタカマ地域で、一面に咲き誇るゼニアオイの花。この「砂漠の花畑」現象は5~7年周期で起こるが、今年はかつてないほど見事だ。(PHOTOGRAPH BY MARIO RUIZ, EPA) 世界屈指の乾燥地帯として知られる南米チリのアタカマ砂漠が、ピンクや紫、白といったさまざまな花で埋め尽くされている。 これはカメラのトリックでも、写真を加工しているわけでもない。いつもは草ひとつ生えていないこの砂漠を覆い尽くしているのは、鮮やかな花々。異常な大雨が降ったことで、記録的な数の花が咲いたのだ。 チリの植物学者ペドロ・レオン・ロボス氏によると、この現象は「砂漠の花畑」と呼ばれ、5~7年に1度の割合で発生するという。エルニーニョ現象で、チリ沖の海水温が周期的に上昇していることが背景にある。(参考記事:「温暖化で極端なエルニーニョ/ラニャーニ

    珍現象:エルニーニョで砂漠が一面の花畑に
  • 色覚のない敵に「派手さで警告」は通用するか?

    ヤドクガエルは体の色で毒性があることを示している。米カンザス州サンセット動物園で撮影。(Photograph by Joel Sartore, National Geographic Creative) いくらきれいな服で着飾ったとしても、相手に見てもらえなければ意味がない。「色を見分けられない生物は、鮮やかな警戒色を認識できなくても、相手が毒を持っていることがわかるのでしょうか」。今回の記事では、フェイスブックに寄せられたこんな質問について考えてみたい。 人間はすぐれた色覚を持っているし、ハエトリグモなどのように人間より多くの色を見分けられる生物もいる。一方で、一部のサメやライオンのように、色を見分ける能力を持たない捕者も存在する。(参考記事:「クモが赤やオレンジ色を見分ける仕組みを解明」) オオカバマダラ(マダラチョウの一種)、ヤドクガエルの仲間、サンゴヘビの仲間などは、鮮やかな体色

    色覚のない敵に「派手さで警告」は通用するか?
    teajay
    teajay 2015/11/20
    「警戒色」は捕食者の色覚に左右される色彩より、派手なコントラストのほうに幅広い効果があるらしい。
  • 【連載】世界魂食紀行 ソウルフード巡礼の旅 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    遠い異国の地にいる時、ふと懐かしくなる料理がある。その国の料理がどんなに珍しくて美味しくても、心の奥で欲してしまう故郷の味。ひとくち口にすれば体が喜び、心が落ち着き、自分のルーツを実感するまさに“魂の”。例えばそれが日人の味噌汁のように、国の数だけあるに違いない。さあ出かけよう、ソウルフード巡礼の旅へ!(文=中川明紀・ライター、編集者)

    【連載】世界魂食紀行 ソウルフード巡礼の旅 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
    teajay
    teajay 2015/08/25
  • The Future of Food フード・トピックス

    サイトに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日の著作権法並びに国際条約により保護されています。 ©National Geographic Society. ©National Geographic Partners, LLC. ©Nikkei National Geographic Inc. All rights reserved

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    teajay 2015/08/25
  • 第38回  まるで異国!アメ横の多国籍食品街

    今年も残りあとわずか。クリスマスや忘年会、そしてお正月の準備にと忙しくも活気に満ちた時季がやってきた。そんな師走のある日、私と編集Tさんが立っていたのは東京・上野のアメヤ横丁。買い出しに来た人びとで賑わう様子が、年末の風物詩にもなっている商店街だ。 魚屋や乾物屋の威勢のいい声が飛び交う通り。とはいえ、この日の目的はカニでもタイでもなかった。ごった返す人をかき分け、商店街の真ん中あたりにあるアメ横センタービルへと向かう。 きっかけは横浜市でマレーシアのソウルフード(第36回参照)をべたときのことだ。料理をつくってくれたアマンダさんは、日のキッチンではほとんどお目にかかれない調味料をたくさん揃えていた。聞けば、アメヤ横丁に外国の材や調味料が豊富に揃い、多くの外国人が買い物に訪れる場所があるという。それはおもしろそうだと、我々も買い物に行くことにしたのである。 ビルの地下1Fに海外材を

    第38回  まるで異国!アメ横の多国籍食品街
    teajay
    teajay 2015/07/21
  • 第37回  巨大鍋でつくる ウズベキスタン男の料理

    人が出会う町。ウズベキスタンの都市・サマルカンドの名にはそんな意味がある。砂漠が点在する中央アジアにおいて、水の豊かなサマルカンドは古くからシルクロードの重要な拠点だった。いくつもの王朝に支配されながらも繁栄を続け、多くの人、そして文化が行き交った場所。そんな交易都市の影響は料理にも表れている。ウズベキスタン人が愛する料理は、シルクロードを通って、いまや世界各地に広がっているものだった。 それをべたのは、東京・中央区にあるレストラン「アロヒディン」。日でも数少ない、関東では唯一だという、ウズベキスタン人がオーナーシェフを務めるウズベキスタン料理の店だ。 「ウズベキスタンではどの家庭も1週間に1度はべると思いますよ」と話すのは、オーナーシェフのアモノフ・ファズリディンさん。出かける前、予約の電話をした際にソウルフードを尋ねるとそんな言葉が返ってきた。それはウズベキスタンで全国的にべら

    第37回  巨大鍋でつくる ウズベキスタン男の料理
  • 開発が進む人造肉、地産地消で支持は得られるか

    ブラジルの肉処理場で、解体したウシを移動させる作業員。ブラジルは世界に出回る牛肉の多くを輸出している。(PHOTOGRAPH BY PAULO WHITAKER, REUTERS) 肉は将来、どんな風に作られるようになるだろうか。 ここに一つの未来図がある。 肉は、巨大なバイオリアクター(生物反応装置)で幹細胞を培養して製造される。幹細胞は、この肉工場の脇でのんびりと暮らすブタから採取したものだ。ときおり技術者がブタに針を挿して検査し、肉好きな村人がブタと触れ合いながら、培養肉を買っていく・・・。 この未来図は、学術誌『トレンド・イン・バイオテクノロジー』の6月号に掲載された論文に、少々アレンジを加えたものだ。論文の執筆者はオランダ、ワーヘニンゲン大学の哲学者コル・ファン・デル・ウェーレと生体工学者ヨハネス・トランパー。彼らは、現代の肉生産が、地球や家畜そのものに与える影響を懸念し

    開発が進む人造肉、地産地消で支持は得られるか
  • 番外編1 中国でオオサンショウウオは「高級魚」

    のオオサンショウウオの研究と保護の活動を行っている日ハンザキ研究所(ハンザキは、オオサンショウウオの古い標準和名)について、以前(2011年)に紹介した。姫路市立水族館の館長だった栃武良さんが、退職後、オオサンショウウオの生息地の川沿いの廃校を借り受け、そのままオオサンショウウオの研究・保護施設に仕立て上げたもの。NPO法人として活発に活動している。 公的な機関が、イニシアティブをとってオオサンショウウオの研究保護センターをつくることはなかなかないので、日ハンザキ研究所は日を代表する保全研究の中心地だし、それはそのまま、世界のオオサンショウウオ研究共同体で一目置かれる存在だということでもある。なにしろ、オオサンショウオがいるのは、日中国アメリカの3カ国だけだ。その中で、日のオオサンショウウオ研究は、ほかの国にくらべて厚みがあるらしいのである。とりわけ、動物園などで培われ

    番外編1 中国でオオサンショウウオは「高級魚」
    teajay
    teajay 2014/10/01
    ウーパールーパー食べると言うし、イモリの黒焼きなんて聞くし(見たことないけど)、中国だし、まあ。すぐに絶滅しそうで危なっかしいが。
  • 「安全な牛乳」への道のりは遠かった

    「牛乳の中に生きたカエルを放り込んでおくと、牛乳が腐らない」という言い伝えがロシアにあるが、これはまったくのでたらめというわけでもなかったらしい。 近年の研究で、カエルの皮膚は抗菌性ペプチドの宝庫であることが明らかになってきた。なかには、病院などで悩みの種になっている病原菌(たとえばメチシリン耐性黄色ブドウ球菌)に対抗する力を持つペプチドも含まれる。つまり、牛乳の中のカエルは、牛乳の保存に有効な手段だったのかもしれないのである。 成人の多くは牛乳を消化できない 古来、人々は牛乳を飲むために大変な努力をしてきた。 そもそも人間は牛乳を飲むようにはできていない。乳に必ず含まれる糖質の一種、乳糖(ラクトース)は、ラクターゼという酵素によって分解・消化されるが、ほとんどの人間の体内では、乳児期を過ぎるとこの酵素が作られなくなる。そのため、世界の成人のおよそ75%は牛乳を消化できない。 ラクターゼを

    「安全な牛乳」への道のりは遠かった
    teajay
    teajay 2014/09/04
    安全な牛乳が皆の手に届くようにする。その道程はラクトは言えぬものであった。
  • 「1日4ドルで作れる」低所得者向け料理本、米国で大ヒット

    米国では、低所得者向けの料配給券(フードスタンプ)を受給する人が4800万を超えている。正式には「補助的栄養支援プログラム(SNAP)」と呼ばれる政府の公的扶助で、受給者が受け取る品購入費は月額平均133ドル(約1万3300円)だ。 計算すると、1世帯が1日に使えるのはわずか4ドルほど(約400円)。この金額でお腹を満たすには、まず何よりも調理の仕方を知らねばならない。テレビ料理番組のような華やかなパフォーマンスではなく、乾燥豆や根菜類、安い骨付き肉を利用する素朴な調理法だ。おばあちゃんの時代には当たり前の知恵だったのに、現代の私たちが学ぶことのなかった知識である。 そこに現われたのが、29歳の若き救世主、リアン・ブラウンだ。カナダの社会活動家だった彼女は、その後ニューヨークで料政策を専攻。料調達プログラム(food access)のボランティアとして活動するうち、支援を受ける人

    「1日4ドルで作れる」低所得者向け料理本、米国で大ヒット
  • 第2回 ニホンウナギ減少の原因は感染症の可能性も!

    ニホンウナギ由来の寄生虫がヨーロッパウナギを減少させた 日の川に遡上するニホンウナギが減少してもなお、国内の需要に応えるために世界各地から種類の異なるウナギが輸入されているが、そこで心配されるのがウナギとともに持ち込まれる感染症だ。 現地で蒲焼に加工されてから輸入されていれば感染症の心配はないが、近年、ニホンウナギに近縁のビカーラ種やモザンビカ種が生きたまま輸入されており、彼らの体内や輸送時に用いた水の中には何らかの病原体が潜んでいるのではないかと心配されているのだ。 そこで公開シンポジウム「うな丼の未来2」では、魚の病気の専門家である東京大学大学院農学生命科学研究科の良永知義教授が登壇。まずヨーロッパウナギ減少の一因とされる感染症などについてこう語った。 「ニホンウナギが減少してきて、養殖業者により1969年に初めてヨーロッパウナギの稚魚(シラスウナギ)が日に輸入されたことがありまし

    第2回 ニホンウナギ減少の原因は感染症の可能性も!
  • 第1回 ニホンウナギを守るために今できること

    栄養豊かなウナギは古くから夏バテ防止にされてきたが、日に生息するニホンウナギの漁獲量は1970年代から減少し続けていた。ウナギの研究者や漁業関係者の間では、ウナギ資源の減少は大きな問題として語られてきたが、今年6月に国際自然保護連合(IUCN)により絶滅危惧種(絶滅危惧IB類)に指定され、にわかに絶滅が心配されるようになってきた。 そこで、7月27日に東京大学農学部の弥生講堂一条ホールにおいて「うな丼の未来2」と題した公開シンポジウムが開催された。ニホンウナギの研究に携わる研究者のみならず、ウナギの漁や養殖で生計を立てている漁業関係者、ウナギを販売する流通業者も参加して、これからも美味しいうな丼をべ続けるため、今何が求められるかが真剣に議論された。 Webナショジオはシンポジウムを取材。いかなる議論が行われたのか。注目の内容を4回に渡ってレポートする。 次ページ:禁漁期を設けて川を下

    第1回 ニホンウナギを守るために今できること
  • ベジタリアンは不健康? 菜食主義の2500年

    事を意味する「ダイエット」という言葉が、「事療法」の意味をもつようになったのは、少なくとも14世紀以降のこと。英国の詩人チョーサーが『カンタベリー物語』の中で、ダイエットをこの意味で用いている。 ところが今では、何百何千というダイエット法が存在する。ローファット(低脂肪)ダイエット、ローカーボ(低炭水化物)ダイエット、ローカロリーダイエット、さらに「ロー」どころか完全「ノー」カロリーダイエットまである。 なかでも極端なのはブレサリアニズム (呼吸主義または不主義)だ。修行によって、人間は物と水をまったく摂取せずに太陽光と空気だけで生きられるようになると信じる考え方だ。 米国の自然療法医ピーター・ダダモが提唱した血液型ダイエットでは、健康、活力、長寿、減量はすべて、自分の血液型にマッチした品をべることで実現できるという。この説によれば、A型に適しているのは果物、野菜、豆類、未精

    ベジタリアンは不健康? 菜食主義の2500年
    teajay
    teajay 2014/08/05
    しかし菜食主義者になろうとする者が絶えることもなかったということでもあり、どのような魅力が人を菜食主義に引き付けるのかというのも整理できないかな。ダイエットコントロールは表面上の動機のような気もする。
  • 特別編 渡辺佑基「マグロは時速100キロで泳がない」

    世界最速のスイマーであるバショウカジキは時速100キロ以上で弾丸のように海を飛ばす。マグロも負けず劣らず、時速80キロでびゅんびゅん泳ぐ。シャチは時速70キロで前進するし、ペンギンは時速60キロですいすいと海を渡る――。 以上の話は子ども向けの図鑑などでしばしば見られる、海の動物たちの「真実」である。流線形の体とアスリートのような筋肉をしたカジキやマグロやシャチは、驚くほどうまく水中生活に適応しており、まるで高速道路をはしる車のようなスピードで大海原をびゅんびゅん泳ぐとされる。 ところがどっこい、である。海洋生物学者である私は、実際にバショウカジキの遊泳スピードを海で計測した科学論文を調べてみたところ、平均スピードは時速2キロと知った。いや書き間違えではない。20キロでも200キロでもなく、2キロ。ちょうどお年寄りの散歩くらいのスピードで「世界最速」のバショウカジキは泳ぐ。 ちなみにマグロ

    特別編 渡辺佑基「マグロは時速100キロで泳がない」
    teajay
    teajay 2014/07/08
    平均はともかく、船についてくるイルカやらの話を考えると最高速度はもう少し出そう、出してくれないと夢が壊れるというか。
  • 開発が進む人造肉、地産地消で支持は得られるか

    ブラジルの肉処理場で、解体したウシを移動させる作業員。ブラジルは世界に出回る牛肉の多くを輸出している。(PHOTOGRAPH BY PAULO WHITAKER, REUTERS) 肉は将来、どんな風に作られるようになるだろうか。 ここに一つの未来図がある。 肉は、巨大なバイオリアクター(生物反応装置)で幹細胞を培養して製造される。幹細胞は、この肉工場の脇でのんびりと暮らすブタから採取したものだ。ときおり技術者がブタに針を挿して検査し、肉好きな村人がブタと触れ合いながら、培養肉を買っていく・・・。 この未来図は、学術誌『トレンド・イン・バイオテクノロジー』の6月号に掲載された論文に、少々アレンジを加えたものだ。論文の執筆者はオランダ、ワーヘニンゲン大学の哲学者コル・ファン・デル・ウェーレと生体工学者ヨハネス・トランパー。彼らは、現代の肉生産が、地球や家畜そのものに与える影響を懸念し

    開発が進む人造肉、地産地消で支持は得られるか
    teajay
    teajay 2014/07/07
    なによりも風味に乏しいとの点が残念。生物の肉の風味は食べ物から移るのかな。味の多様さと揺らぎを確保できれば説教臭くない「美味しいから培養肉」に変わるのだけど。
  • アスパラガスは19世紀のバイアグラだった

    「アスパラガスはうるわしき春の美、庭に何より欠かせない調度品のようなもの」と、18世紀の植物学者、リチャード・ブラッドレイは書いた。 ただし、アスパラガスにありつくには「堀る」ことが先決とされた。「苗床の幅いっぱいに深さ60センチの溝を掘る」と、当時のアスパラガス栽培の手引書にある。米国のワシントン初代大統領のマーサ夫人も、いいアスパラガス畑を作ろうと思うなら「土は90センチまで掘りなさい」と書いた。 とはいえ、深く掘ってしまいさえすれば、あとはアスパラガスにお任せ。春にはアスパラガスが大地を突き破って次々と頭をのぞかせる。地面から突き出たその形状は男性器にそっくりだ。古代の人々がアスパラガスをセックスと結びつけ、その効能に期待したのも無理はない。 古代ギリシャ人たちはアスパラガスを愛の女神アフロディーテに捧げたし、紀元1世紀に活躍したローマの著述家、大プリニウスは媚薬のひとつに挙げてい

    アスパラガスは19世紀のバイアグラだった
    teajay
    teajay 2014/07/07
    共感呪術。似たような形はキノコやラン類にもあるけれど、アスパラは美味しかった。
  • 新石器時代から食べられ、セクハラ用語にもなっている人気料理

    人類は有史以前からパンケーキをべていたようだ。 3万年前の石器に残されていたでんぷんの粒を調べたところ、石器時代の人々はガマやシダなどの植物を粉にしてべていたことがわかった。粉に水を混ぜ、油を塗った熱い石の上で焼いたらしい。その焼き上がりは、クレープやパンケーキというより乾パンに近かっただろう。でも、粉と水を混ぜた生地を平たく焼いたべ物という基はまったく同じである。 「パンケーキの日」はご馳走の日 アルプスの氷河で発見されたアイスマン「エッツィ」が生きていた5300年前、すでにパンケーキは日常的なべ物だったようだ。アイスマンの遺体はが教えてくれたのは、彼がシカやアイベックス(野生のヤギ)の肉とともに、挽いた小麦もべていたこと。一緒に炭のかけらが見つかったことから、それは焚き火で焼いたパンケーキのようなものだったと考えられる。 発祥はわからなくとも、パンケーキが大昔からあるべ物

    新石器時代から食べられ、セクハラ用語にもなっている人気料理