New York Timesの”Senior Executive Leaving Google”という記事を読んだ。ここ2ヶ月でVice Presidentが二人もGoogleを去っており、規模拡大に伴う大企業化、株価上昇の落ち着きが人材流出を招いているとの見解が示されている。 この件について2点程コメントをしたい。 まず、1点目は、別に人材流出がすることそのものはGoogleにとって別に悪いことではないということ。企業は色々な興味関心を持った人の集合体であるわけだから、会社の成長のステージに合わせて去る人もいれば、新しく入ってくる人もいる。優秀な人材を磁石のように吸いつけるという万能感は一時期はあったが、人材市場におけるGoogleバブルに一区切りがついただけとみるくらいが健全だろう。人材流出は必ずおこるもの。各種Retention策の結果、人が去るのは仕方がないと考え、並行して走らせる