5月下旬以降、日本人と結婚した外国人の戸籍の国籍欄に地域名が追加され、台湾出身者を対象に「中国」ではなく「台湾」表記が認められる。法務省が戸籍法の施行規則を改正する方針を明らかにした。「台湾」表記は台湾出身者の長年の願いだった。台湾との友好関係を重視する超党派議員連盟「日華議員懇談会」(日華懇)も水面下で政府に実現を働きかけていた。 石破首相にも「逐次報告」「台湾人の国籍が『中国』表記されているのはアイデンティティーとして極めて問題だ。ローキーで議論してきた」 日華懇の古屋圭司会長(自民党)は26日、記者団にこう語り、中国側の妨害を避けるため水面下で調整してきたことを明らかにした。石破茂首相や岩屋毅外相に対しても「逐次報告され、十分認識されている」と強調した。 日華懇は同日午前、国会内で戸籍PT(座長・滝波宏文参院議員)を開催し、台湾の台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)幹部や台湾出身者
