三菱HCキャピタルは21日、沖縄県宮古島市で水素を地産地消する実証を2026年度に始めると発表した。島内の住宅屋根などに置いた太陽光パネルでつくった電気を使い、水を分解して水素を取り出す。水素はホテルや工場で熱源として使ってもらう。同社は将来的に国内での水素製造を新たな収益源に育てる考えで、実証を通じて知見を蓄積する。宮古島の住宅屋根などで生み出した電気を島内のホテルと工場に集める。太陽光発電
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りゅうせき(浦添市、根路銘剛宏社長)は沖縄で初めてとなる自動車用の水素ステーション事業を始める。25年3月の運用開始を目指し、水素圧縮機などを搭載した「ハイドロシャトル車」(移動式水素ステーション)を導入した。同市西洲の本社付近にあるガソリンスタンドの敷地を拠点として整備中で、水素の製造も自社で手掛け、新たなエネルギーの地産地消モデルの構築を目指す。根路銘社長が7日、就任インタビューで明らかにした。 内閣府の「沖縄型クリーンエネルギー導入促進事業」を活用。うるま市にある石油タンク敷地を使って太陽光発電を動力に水を電気分解して水素を製造する。製造した水素をハイドロシャトルに充填(じゅうてん)して浦添市の拠点に運び、トヨタ自動車の燃料電池車(FCV)「ミライ」などに供給できる環境を整備する。 水素ステーションは移動可能なため、燃料電池トラックや港湾での工業用車両などへの利用拡大も視野に入れる。
沖縄電力(沖縄県浦添市)は6月16日、再エネ導入拡大に伴って重要となる調整力火力電源の脱炭素化を目指し、吉の浦LNG火力発電所(沖縄県中頭郡中城村)構内に設置された吉の浦マルチガスタービン発電所(3.5万kW)において水素混焼発電試験を行うと発表した。2023年度末から2024年度上期の試験開始を目指す。 国内事業用既設火力発電所における水素混焼(体積比30%規模)としては全国に先駆けた取り組みとなる見込みだとしている。 地産地消型の水素供給利活用モデル構築を目指す
脱炭素と小売り自由化-。二つの波が押し寄せるエネルギー業界では、技術革新も視野に新たな投資に迫られる一方、企業間競争も激化している。転換期を迎えたエネルギー各社の挑戦を追う。 ◇CO2排出しない発電システム 沖縄電力吉の浦火力発電所(中城村)で2月から始まった水素社会構築に向けた調査事業。発電や燃焼時に二酸化炭素(CO2)を出さない水素は、次世代エネルギーとして期待される。水素製造に使う電気を再生可能エネルギー(再エネ)で賄うことで、CO2を排出しない発電システムの整備も可能だ。 水の電気分解だけでなく、石炭や天然ガスなどの多様な資源から製造できる利点もあり、世界的にも実用化を目指した研究が進められている。実現すれば、県内のCO2排出量を大幅に減らし、将来の資源不足の心配もない夢のようなエネルギーを沖縄から生み出すことになる。 担当する発電企画グループの波平智成グループ長は「今チャレンジし
沖縄電力と産業ガス大手のエア・ウォーター、日本総合研究所は16日、沖縄での水素活用社会構築に向けた調査を実施すると発表した。沖縄県外から燃料としての液体水素を調達するほか、県内で燃料用水素を生成する方法も検討。中城村のマルチガスタービン発電所での水素混焼などによる二酸化炭素(CO2)削減の可能性を探る。関係者は「今は調査段階だが、今後水素を製造できる段階になれば地産池消での水素供給が可能となる」と期待している。 調査は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の公募事業で採択され、水素社会の構築と脱炭素、産業振興を一体的に実現するシステムの確立を目指している。 具体的には...
観光立国を掲げる日本で、訪日外国人旅行者(インバウンド)の伸びが世界トップクラスであることがデータで浮かび上がった。クレジットカード運営の米マスターカードが9月末に発表した「2018年度世界渡航先ランキング」によると、過去8年間の渡航者数の成長率を比較する「急成長渡航先ランキング」で沖縄、京都、大阪が1~3位を独占。北海道が7位、東京が11位に食い込むなど、他の国々を圧倒した。17年の渡航者数は東京が8位、大阪が19位だった。 調査は世界の主要162都市(都市圏)を対象に、ビジネスや観光で訪れた1泊以上の渡航者数などを集計した。2011年から毎年公表され、都市数や調査項目は年を追って拡大。今年は調査地点が30カ所増えた。マスターカードによると、各国の公的な統計資料などを基に調査され、日本は都道府県単位で集計。京都、沖縄は今回追加された調査地点だ。 沖縄のインバウンド、8年間で14倍に 急成
県内では唯一、宮古空港ターミナル(下地義治社長)が1台導入していた水素で走る燃料電池自動車を、大和電工(宮里敏彦社長)と宮古ビル管理(根路銘康文社長)も各1台導入することとなり、車両の引き渡し式が13日、宮古空港で行われた。二酸化炭素を排出しないだけでなく、宮古空港ターミナルが整備した宮古島の水を太陽光で発電した電気を使って水素にするスマート水素ステーションが水素を供給するため、自然エネルギーで生み出した水素を地産地消するエコな走行が可能となる。 両社は宮古空港ターミナルが2017年7月に整備したスマート水素ステーションの活用と、エコアイランドを宣言する宮古島で再生エネルギーを使用したさまざまな取り組みを民間レベルで行うことを目的に燃料電池車の導入を決めた。 今回、引き渡されたのは宮古空港ターミナルがステーション整備と同時に導入した車種と同じホンダの燃料電池自動車「クラリティ・フューエル・
“日本最西端の駅”という立派な記念碑がある、ゆいレールの那覇空港駅 『週刊プレイボーイ』本誌で連載中の「ライクの森」――。 人気モデルの市川紗椰(さや)が、自身の特殊なマニアライフを綴るコラムだ。 今回は、鉄道オタクである彼女が、沖縄唯一の鉄道「ゆいレール」の魅力について語ってくれた。 * * * 先日、沖縄の「ゆいレール」に乗ってきました。 ゆいレールは、沖縄唯一の鉄道で、正式名称は「沖縄都市モノレール線」といいます。沖縄旅行の際はレンタカーを借りる人が多いのか、意外と乗ったことがないという方も多いですね。 でも、私はこのゆいレールを観光の足として推します! 国際通りや首里城といった観光地までのアクセスのよさや、海も市街地も一望できる眺めのよさは、何物にも代え難いですよ。 そんなゆいレールは、沖縄にとって悲願の鉄道でした。もともと、沖縄には大正時代からいくつもの鉄道が運行されていたんです
沖縄にある「ヤンバルクイナ展望台」です! 高さ11・5mというサイズと、リアルな造形にしびれます 『週刊プレイボーイ』本誌で連載中の「ライクの森」――。 報道情報番組『ユアタイム~あなたの時間~』(フジテレビ系)ではメインMCを務める人気モデルの市川紗椰(さや)が、自身の特殊なマニアライフを綴るコラムだ。 休みを利用して国内旅行を楽しんだという彼女。沖縄での最大のお目当て、「ヤンバルクイナ展望台」とは…? * * * 3月上旬は、スポーツ中継のため『ユアタイム』が何日かお休みになりました。土日も含めると、“プチGW状態”でした。そこで、年末年始は歯ぐきの手術のため遠出ができなかった私は、ここぞとばかりに国内旅行を楽しんできました! まず向かったのは、北海道。3月に行なわれたJR北海道のダイヤ改正で廃駅になってしまった、根室本線の島ノ下駅や函館本線の蕨岱(わらびたい)駅などに降り立ち、その最
持続可能な島づくりを進める宮古島 宮古島は、エメラルドグリーンの海と、特色ある動植物が生息する四方を海に囲まれた隆起珊瑚礁からなる島です。国指定の名勝地である東平安名崎や国内最大級のサンゴ礁群「八重干瀬」、また国内ベストビーチランキング1にランクインした与那覇前浜ビーチ、ラムサール条約の登録をうけた与那覇湾など、豊富な自然・景観資源を有しています。 また、豊富な自然のもとでスポーツを楽しむべく、毎年国際的規模のイベントである全日本トライアスロン宮古島大会の開催、プロ野球をはじめとするスポーツキャンプの実施など「スポーツアイランド」としても知名度をあげています。そうしたこともあり、平成28年には年間約70万人の観光客が訪れる一大観光地となります。 こうした豊かな自然がある一方、産業経済活動の活発化などにより、地下水や海洋の汚染、不法投棄等の問題が現れるようになりました。そのため、宮古島市は2
【宮古島】宮古空港ターミナル(下地義治社長)は28日、貨物ターミナル地区内に整備した燃料電池自動車の水素供給ステーションの稼働式を開いた。水素の原料は宮古島の地下水を使い、昨年同地区内に設置した太陽光発電パネルの余剰電力で製造する。
沖縄県石垣島を拠点とする日刊紙「八重山日報」が沖縄本島版の発行を始めて2カ月近くになる。「反米」「反基地」「反自衛隊」路線を貫く「沖縄タイムス」「琉球新報」の2紙が君臨する沖縄にあって、「中立公正な報道の実現」を掲げる第3の県紙は硬直化する報道姿勢に風穴を開けた。沖縄県に変革の胎動をもたらした同紙の挑戦は、蟷螂の斧ではない。 不沈巨艦に竹やりで向かうような戦いは、蓋を開ければ沖縄本島の人々に予想を超える歓迎と期待で迎えられた。 「新聞といえば2紙しか選択肢がなかった県民の多くが『魂の飢餓感』にさいなまされていると実感した」。八重山日報の仲新城誠編集長(43)はそう語る。 ■「事実を客観的に」 沖縄本島の読者に初めて届けられた4月1日の1面トップ記事は、「自民、翁長県政に攻勢-辺野古、前副知事で追及」という見出しだった。自民党沖縄県連が、米軍普天間飛行場(宜野湾市)辺野古移設と安慶田光男前副
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