また、ローソンはCO2削減に加え、配送ドライバーの労働時間の削減を目的にした取り組みも進めている。2023年12月から2024年3月にかけて、弁当や麺類、総菜、サンドイッチなどのチルド・定温商品の店舗への配送回数を3回から2回へ順次変更した。2024年11月からは、他企業との共同配送を鹿児島県や宮崎県で開始し、物流におけるさまざまな課題解決を目指している。 関連記事 「過疎地」にチャンスあり ローソンがポツンと1店舗でも営業できる、2つの理由 ローソンは10月4日、和歌山県田辺市のスーパー跡地に「ローソン龍神村西店」をオープンした。同社は過疎化により小売店が撤退し、食品や日用品の購入が難しい地域へ「地域共生コンビニ」の出店を進めており、龍神村西店もその一環となる。地域共生コンビニの取り組みについて、広報担当者に聞いた。 ローソンからAIドローンが出動 石川県で行方不明者の捜索など実証成功
東京大学 大学院薬学系研究科 金井 求 教授・三ツ沼 治信 助教と、岡山大学 学術研究院環境生命自然科学学域 山方 啓 教授、神戸大学 分子フォトサイエンス研究センター レーザー分子光科学研究部門 小堀 康博 教授の研究グループは共同で、可視光エネルギーを利用して、常温で環状アルカンから最大限の3分子の水素を取り出す触媒の開発に成功しました。 本研究では、光触媒、塩化テトラブチルアンモニウム(TBACl)触媒、チオリン酸(TPA)触媒、コバルト触媒の四種類の触媒をシステムとして複合することが成功の鍵となりました。 環状アルカンから水素取り出し反応を進行させる従来の方法は、300度近い高温や紫外光の照射が必要であったり、1分子の水素しか取り出せなかったり、収率が非常に低かったり、といった課題を抱えていました。本成果は、ガソリンスタンドなどの現状の社会基盤設備で容易に提供可能な、液体で軽量な有
北九州市のJR小倉駅から車で25分。高さ124メートルの高塔山の山頂にある高塔山公園に行くと、日本製鉄の九州製鉄所八幡地区(旧八幡製鉄所)の威容が視界に飛び込んできた。その北側に広がるのが109万㎡に及ぶ日本コークス工業の北九州事業所だ。 製鉄や非鉄金属の精錬に欠かせない燃料となるコークス(蒸し焼きにした石炭)で、日本コークス工業は国内最大手の生産者。官営三池炭鉱の払い下げを受けて設立された三井鉱山が1970年代にコークス製造事業に進出し、日本コークス工業の源流となった。 北九州事業所では現在4つのコークス炉を構え、年間200万トンの生産能力を持つ。この事業所の一角で、日本初の巨大プロジェクトが動き出そうとしている。 「潜在需要家」の企業も参画 2022年2月、北九州市は「北九州市グリーン成長戦略」を策定した。同戦略の下、脱炭素エネルギーを安定的に供給する体制を構築し、その利用拡大を図るこ
パナソニック株式会社(本社:東京都港区、CEO:品田 正弘、以下、パナソニック)は、カーボンニュートラル(脱炭素)に貢献する事業の競争力強化を加速させるため、電子デバイス、産業デバイス等の販売を行うパナソニック インダストリー ヨーロッパ(有)(所在地:ドイツ・オットブルン)の2棟あるオフィスビルの1棟で、純水素型燃料電池と太陽電池を活用した自家発電により使用する電力を100%再生可能エネルギーで賄うための電力需給運用の実証を2025年春より開始する予定です。既設の太陽電池を活用し、純水素型燃料電池と蓄電池を新設し3電池を連携させる実証設備導入に向けて2024年10月に着工しました。 水素を活用したエネルギーソリューション「Panasonic HX」は、必要な電力需要や設置場所に合わせて連結可能な5 kWタイプ/10 kWタイプの純水素型燃料電池を用い、太陽電池、および蓄電池を組みあわせ3
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます パナソニックは1月8日、水素を活用したエネルギーソリューション「Panasonic HX」の実証設備を、ドイツのオフィスビルに導入すると発表した。既設の太陽電池を活用し、純水素型燃料電池と蓄電池を新設。3電池を連携させる施設を2024年10月に着工しており、2025年春の運用開始を予定する。 Panasonic HXは、電力需要や設置場所に合わせて連結できる5kWタイプと10kWタイプの純水素型燃料電池を使い、太陽電池、蓄電池を組み合わせることで3つの電池を連携制御する。これにより、電力需要の変化や天候による再生可能エネルギーの出力変化に追随する電力需給を調整し、発電の余剰や無駄を抑えて再生可能エネルギーを安定的に供給できるとしている。
東レは固体高分子(PEM)型水電解装置向け炭化水素系(HC)電解質膜(写真)の量産体制を滋賀事業場(大津市)に整備する。投資額は560億円。グリーン水素の需要拡大を見据えて、2029年度の稼働開始を予定している。 滋賀事業場に、原料ポリマー生産設備を含めたHC電解質膜の生産設備を整備。水電解装置能力に換算して、10ギガワット(ギガは10億)規模以上の生産能力を28年度中に構築する。経済産業省主導の「GXサプライチェーン構築支援事業」に採択されており、最大で186億円の補助金を受ける予定。 同社は水素エネルギー社会の進展により、30年代前半には電解質膜の市場が年間1000億円を超える規模に成長すると予測。これを踏まえ、25年にもHC電解質膜の量産開始を予定している。山梨県での実証事業にも参加している。 【関連記事】 東レの子会社はなぜ強いのか
得意技術の一部を国際標準に押し上げれば、世界市場の開拓に弾みがつく。川崎重工業は水素社会をにらみ、自社技術をベースとする規格づくりを進める。日本企業は「技術で勝ってビジネスで負ける」という失敗を繰り返してはならない。 2024年10月、世界の海運・造船業界のキーパーソンが神戸市を訪れた。国連の専門機関、国際海事機関(IMO)のアルセーニョ・ドミンゲス事務局長だ。向かった先は、川崎重工業の神戸工場。海辺に停泊する世界初の液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」に乗り込んだ。担当者の説明を聞き「水素運搬船は取り扱いが液化天然ガス(LNG)船とほとんど同じだ。問題はない」とうなずいた。 水素は燃やしても二酸化炭素(CO2)が生じない。再生可能エネルギー由来の電気などからつくった水素を使えば、製鉄やセメントなど電化が難しい産業の脱炭素に資する。ただ日本は水素を海外から輸入する必要がある。水素運搬船は
商社や商船などの貿易業界が2025年、アンモニアや水素といった化石燃料の低炭素化に資する燃料の導入を本格化させる。日本は電源の約7割が化石燃料を多用する火力発電で、脱炭素に向けてまず「脱石炭・石油」をめざす戦略だ。だが、アンモニアや水素の活用は化石燃料温存との批判が強く、日本の「化石大国」返上への道は遠い。 2025年展望-貿易業界の「脱石炭・石油」 三菱商事(東京都千代田区)は2024年9月、米国石油大手のエクソンモービルが米国で進めるクリーン水素・アンモニア製造プロジェクトに参加することを明らかにした。米国テキサス州の複合施設で年間約90万トンのクリーン水素の製造に加え、製造した水素の一部を原料とした年間約100万トン程度のクリーンアンモニアの製造を計画する。
インドネシアの富豪アントニー・サリムが支援するシンガポールの電力企業パシフィックライト・パワー(PLP)は1月3日、ジュロン島で水素燃料に対応する複合火力発電所を建設・所有・運営するための契約をシンガポールエネルギー市場監督庁(EMA)から獲得したと発表した。このプロジェクトの総工費は約7億3500万ドル(約1160億円)と見積もられている。シンガポール政府は、クリーンエネルギー技術の導入を加速させている。 PLPによると、この600メガワットの発電所は2029年1月までに完成予定で、同国最大の水素燃料に対応する発電施設になるという。この発電所は、同社の既存および建設中の施設の発電容量を64%引き上げるとされる。 PLPは、サリムの投資会社の傘下のフィリピン最大の電力小売業者であるマニラ電力の子会社で、富豪のマニュエル・パンギリナンが一部を所有している。マニラ電力のオーナーには、フィリピン
■新TVCM概要 新TVCMでは、「チェックOK!」「忘れ物なし!」と先輩「かんぽさん」の磯村さんとその後輩である「新人かんぽさん」の原さんがお客さまのお宅へ向かう準備をするシーンから始まります。「アフターフォローに参りました!」の言葉と共に磯村さんと原さんがご夫婦や親子のお宅をお訪ねし、お客さまのために携帯電話番号などの登録情報の更新やご契約されている保障内容の確認などのかんぽ生命のアフターフォロー活動を丁寧に行います。 全国のかんぽ生命や郵便局にいる「かんぽさん」はお客さま一人ひとりの人生によりそう「かんぽさんのアフターフォロー」を通しこれからも安心をお届けする姿を描いています。 本CMは、2024年7月から開始した、日本郵政グループおよび郵便局への期待感を醸成していくために、日本郵政グループ4社(日本郵政株式会社、日本郵便株式会社、株式会社ゆうちょ銀行およびかんぽ生命)横断で実施する
最近のGoogleは、自社のAI機能の製品名すべてに「Gemini」という言葉を使っています。これまで同社は「Gemini」の意味を明らかにしていませんでしたが、初めて名前の由来を公式に説明しています。 ↑その意味は? Google Deepmindチームによると、初期には「Titan」という名前を使っていたそう。これにはギリシャ神話の側面もありますが、もっぱら土星最大の衛星を想定していたとのことです。 共同技術責任者のジェフ・ディーン氏は、宇宙つながりで双子座の「Gemini」を発想。天文学ではギリシャ神話に登場する双子「カストル」と「ポルックス」にちなんだ星座の名前であり、最も明るい二つの星にちなんで名付けられたもの。 つまり、AIモデルのGeminiには二つの意味が込められているというわけです。 一つ目は、これがAI分野の2つの研究グループ、DeepmindとGoogle Resea
エクエルでフィルターをかけて合計を表示する場合や、手動で非表示にした行などを除外してカウントする方法を紹介します。 意外と、表示されている数値のみを合計・カウントする方法を知らない人が多いので、ぜひとも覚えておいて欲しいです。 表示されている数値のみ合計・カウントする方法 表示されている数値の合計・カウントを行うには、SUBTOTAL関数やAGGREGATE関数を使用します。 SUBTOTAL関数を使用する 表示されている数値の合計・カウントを行うだけであれば、SUBTOTAL関数で簡単に求めることができます。 SUBTOTAL関数は、デフォルトでフィルター後の見えている数値のみを計算するようになっていますが、 手動で非表示にした行を除外して合計・カウントするには、集計方法を100以降の数値(合計の場合は109)で指定する必要があります。 SUBTOTAL関数の使い方と集計方法の指定 その
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