若いサウンドエンジニアさんに覚えていて欲しいこと。 サウンドエンジニアの心得 その① ミュージシャンの気持ちを汲む努力を惜しまない。 ミュージシャンは言葉で伝えるのがとても下手です。高音をもう少し強くなどと言うからとサウンドエンジニアは通常4KHz以上を考えると思います。しかし意外と高いほうのG(ソ)周波数でいうと783.99Hz位だったりします。 これはまだ判りやすい例ですが、音が重い気がする・軽やかな音にして欲しい・抜けが欲しい・低音にパンチが欲しい・音に影を感じるなどなど、これは僕が実際に内外の一流のアーティスト言われたことです。 実はこれに共通するのが高域の3.5Khz以上の処理の仕方なんです。音が重いは低域が遅れた感じがするのです。そこでエッジをきかせると抜けてきます。 軽やかにして欲しい、これはバランスとして低域が多く感じるので高域成分をシェルビングで上げてあげると軽くなってき