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ブックマーク / business.nikkei.com (177)

  • 中身のない1on1に冷める若者の心理 「仕事で本音を言う必要あるのか」

    「能力」以外で企業が社員を評価し、組織を運営することは可能なのか。組織開発を専門とする勅使川原真衣氏と考察を深めていく連載。前回(「配属ガチャを嘆く若者よ、仕事ができないのは君だけのせいではない」)、そもそも日企業に当たり前のようにまん延している「能力主義」とは何なのか、また希望の部署以外への配属を嫌がり、離職につながるとされる「配属ガチャ」の是非について解説した。今回は、昭和世代と若者世代との価値観の違いや、今や当たり前のように導入されているエンゲージメントサーベイ(意識調査)、1on1ミーティングの問題点についてひもといていく。 前回、若者たちのジャッジが早くなっていて、成長の実感を得られないとすぐに辞めてしまうという話がありました。現在50~60代の昭和世代とはかなり感覚や感じ方が違うんだなと改めて思ったのと同時に、ますます今の若手のことが分からなくなりそうです。 勅使川原真衣氏

    中身のない1on1に冷める若者の心理 「仕事で本音を言う必要あるのか」
  • 小田嶋隆さんとつくった『コラムの向こう側』

    小田嶋隆さんが他界したその日(2022年6月24日)、私は新型コロナに罹った。 そのため翌週末に催されたお別れ会にも参列できず、自宅にこもり、ひとり悲しみに暮れるほかなかった。6月末、自社のウェブ雑誌の毎月末にその月をふりかえるコーナー(「今月と来月」)で、私はこう綴った。 47歳の誕生日を迎えたその日に僕はコロナになり、小田嶋隆さんがお亡くなりになった。数日間、ひたすら寝て過ごした。幸い、軽症で済み、体調が戻ってきた今週はずっと悲しみに暮れている。悲しみを実感するにも、ある程度の体力が要ることを知った。 小田嶋さんに出演いただいたイベントを見直したり、小田嶋さんが影響を受けた音楽たちを粛々と追っている。創業期からお世話になった方だが、ただの一つも嫌な思い出がない。ほんの少しであれ気分を害するような経験をしたこともない。不思議なことに。 少年のようなおじさん。そう称されるのをしばしば耳

    小田嶋隆さんとつくった『コラムの向こう側』
    toya
    toya 2024/02/20
  • 50歳過ぎたら「老害意見」 過度の若手信仰と使い捨て社会の末路

    人生の先輩はモノを言えない社会になってしまったのか なのになぜか最近、老害、である。それだけに、妙に新鮮で、ひょっとして働かないおじさんだの昭和的だのと、おじさんをdis(ディス)るのに飽きたのだろうか? などとぼんやり考えていたところ、「#(ハッシュダグ)老害意見」なるものを発見! X(旧Twitter)に一人の男性が「老害意見かもしれないけど」と前置きして書いた投稿が、瞬く間に炎上し、トレンド入りしていたのだ(以下、男性の投稿)。 ――「老害意見かもしれないけど、若い方は飲み会で年上の方におごってもらったら翌日の朝一番で対面でお礼言いに行ったほうがいいと思います。」―― これにSNS(交流サイト)は大盛り上がり! 「その前に誘わないでほしい」「誘われるの嫌だからもう会社やめたい」「その場のお礼で十分」「今の時代に合ってない」「年配側が付き合ってもらった礼を言った方がいい」「飲み会に残業

    50歳過ぎたら「老害意見」 過度の若手信仰と使い捨て社会の末路
    toya
    toya 2023/12/19
  • LINEヤフーやNTTドコモが本腰 「オフライン」デジタルマーケティング

    3社合併により誕生したLINEヤフーが、オフラインのデジタルマーケティングに力を注いでいる。同様の動きは携帯各社にも広がっている。特にNTTドコモはここ最近、自社のデータを生かしたマーケティング関連ソリューションを強化している。なぜ各社は流通小売業のデジタルマーケティングに力を入れているのだろうか。 ポリシー変更で動き出す「LYP」のマーケティング ここ最近、IT業界では大きな動きが続いている。その1つが「LINEヤフー」の誕生だ。LINEヤフーはLINEとヤフー、両者の親会社だったZホールディングスが合併して2023年10月に生まれた。 これら3社は既に経営統合していたものの、親会社のソフトバンクと韓国NAVERがZホールディングスの株式を50%ずつ保有する対等な関係だったこともあり、事業の整理統合が進まず、経営統合がむしろ各社の事業にマイナスに働いていた。 そこで事業の整理や統合のスピ

    LINEヤフーやNTTドコモが本腰 「オフライン」デジタルマーケティング
    toya
    toya 2023/12/05
  • ヤマトの宅急便、史上最大の外科手術 「小倉さんの時代とは違う」

    利用者が気づくことはほとんどないが、ヤマトホールディングス(HD)傘下のヤマト運輸が手掛ける宅急便の現場で、「史上最大の外科手術」が進んでいる。宅急便のビジネスモデルをつくり上げた元社長の故・小倉昌男氏が掲げた「全員経営」を体現する、セールスドライバー(SD)の働き方改革だ。電子商取引(EC)の普及に対応するため、これまでSDが1人でこなしてきた配達・集荷・営業の分業制が始まった。

    ヤマトの宅急便、史上最大の外科手術 「小倉さんの時代とは違う」
    toya
    toya 2023/07/15
  • AbemaTV、債務超過1100億円超 ネトフリ協業で探る打開策

    サイバーエージェント(CA)傘下のインターネットTV「ABEMA(アベマ)」が米ネットフリックスとコンテンツ提供での協業を発表した。CA子会社でABEMAを運営するAbemaTVは番組調達費用などの「売上原価」が売上高を上回る状況が続き、2022年9月末時点で1100億円超の債務超過にある。親会社であるCAの資金力は無尽蔵ではない。ネットフリックスとの提携を皮切りに収益構造を変えられるか。

    AbemaTV、債務超過1100億円超 ネトフリ協業で探る打開策
  • 親の介護を苦しくする「親孝行の呪い」

    自分で言うのもなんですが、普通にいい息子だったはずの私が、母親に対してつっけんどんになったり、過剰に攻撃的になることが、母が「年を取ったな」と感じた時期からよくあって。「ちょっと年寄りになったくらいで母親を嫌うなんて、俺って何て非人間的な、親不孝な人間なんだろう」ぐらいに思えていたんです。 川内:これは大学の授業で習った話ですが、心理学的に子どもにとって親というものは、ある意味自分の一部であり、かつ、いつでも帰れる「安全な基地」としていつまでも感じられている。たとえ、親が高齢になっても自分にとってそういう存在である、とまでいわれているんです。 いつでも帰れる安全な基地。 川内:ところが親が老化したり認知症になることなどによって、その安全な基地が崩れてしまう、これに直面することが、子どもの心理にものすごい負荷をかけるそうなんですね。「客観的に」「冷静に」と思っても、非常に難しいところがある。

    親の介護を苦しくする「親孝行の呪い」
    toya
    toya 2023/01/15
  • 「親の介護は親のお金で」安藤なつさんが腹落ちした答え

    編集Y(以下、Y):松浦さん、安藤さんのを読んでのご感想はいかがですか。 松浦 晋也(以下、松浦):いや、もう当に、自分の母親の介護が始まったときにこのがあったら。僕が母の介護のために頑張って調べて書いたことは基的に全部、理路整然と書いてある。 Y:分かりやすいですよね。これは、実際に共著の方(介護・暮らしジャーナリストの太田差惠子さん)と安藤さんが会話を繰り返して。 安藤 なつ(以下、安藤):はい、いろいろ教えてくださって。自分は介護の専門職として現場で働いた経験はありますし、資格の勉強も続けていますが、仕組みの理解は全然なんです。ですのでナビゲーター的な感じで、なにより介護に興味を持ってもらえれば自分としては一番ありがたいなと思って。 松浦:「こうなったら施設に預けることを考えましょう」などの図版がいいですね。感情ではなくて、アルゴリズムで判断できるようになっていて。(※91ペ

    「親の介護は親のお金で」安藤なつさんが腹落ちした答え
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    toya 2023/01/02
  • 翻訳家・関美和氏「たまたま受けた幸運を大きく返したい」

    翻訳家/ エムパワー・パートナーズ・ファンド ゼネラル・パートナー 慶応義塾大学文学部、法学部卒業。電通、スミス・バーニーを経て米ハーバード・ビジネス・スクールでMBA(経営学修士)を取得。米モルガン・スタンレー投資銀行を経て、米クレイ・フィンレイ投資顧問東京支店長。退職後『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』(日経BP)など数々のヒット書籍の翻訳を手がける。ESGを重視するベンチャーキャピタルファンド「エムパワー・パートナーズ・ファンド」を設立。 「大企業で部長になる」未来が幸せと思えなかった 市川祐子さん(以下、市川):先日、多様な企業のIR(インベスター・リレーションズ/投資家向け広報)担当者たちが集まった席で、「関さんに憧れている」という人にたくさん出会いました。 関美和さん(以下、関):うれしいです。なんか、そん

    翻訳家・関美和氏「たまたま受けた幸運を大きく返したい」
  • 男性受講者が急増! 堂々と見える歩き方講座

    日常生活で欠かせない「歩く」という行為。この歩き方1つで、周囲からの印象はもちろん、腰痛や座骨神経痛といった健康状態も大きく変化する。ウオーキング講師の石川絵里さん指導のもと、3人の男性がウオーキングレッスンにチャレンジ。たった1回のレッスンで、歩き方が見違えるように変化した。印象が大きく変化する歩き方の3つのポイントと、今日からできる自宅でのトレーニング法を伝授する。

    男性受講者が急増! 堂々と見える歩き方講座
    toya
    toya 2022/09/09
  • 「ハイエースは100万キロだって走れます」

    3月に新しくホテルがオープンする予定の安比高原。リクルートから加森観光へ。そして2016年には加森からみなさまもよくご存じのアジア系投資家とアジアゲートホールディングス社が設立した特定目的会社へと、事業主体が変わってきたわけですが、これでようやく落ち着くのでしょうか。大規模なインターナショナルスクールも開校するとのこと。今後の展開が楽しみであります。

    「ハイエースは100万キロだって走れます」
  • 小田嶋さんへの手紙

    2022年6月24日、日経ビジネスオンライン時代から長くご執筆をいただいてきたコラムニスト、小田嶋隆さんがお亡くなりになりました。 今回は、小田嶋さんに近しい方々にいただいた寄稿を掲載して、皆さんと一緒に偲びたいと思います。 最初は、日経ビジネスに小田嶋隆さんをご紹介くださったジャーナリスト、清野由美さんです。 追悼、小田嶋隆さんへ ついにこの時が来てしまった。 小田嶋さんが脳梗塞で入院された時から、ずっと、はらはらと過ごしてきた。編集Yこと、日経ビジネスの山中浩之さんから電話の着信があると、覚悟を決めて出るのが習いになっていた。小田嶋さん人の美学から、逐一の病状はうかがっていなかったが、じわじわと砂の落ちる音は伝え聞いていた。 私にとっては、昨秋「中央公論」で小田嶋さんとオバタカズユキさんの対談の仕切り役をした時が、今生のお別れとなった。幾度かの入院治療のインターバルのタイミングで、身

    小田嶋さんへの手紙
    toya
    toya 2022/07/04
  • iPhone落としてバイク事故、母の介護をどうしよう?

    介護は、事前の「マインドセット」があるとないとではいざ始まったときの対応の巧拙、心理的な負担が大きく変わってきます。連載をまとめた書籍で、シミュレーションしておくことで、あなたの介護生活が「ええっ、どういうこと?」の連続から「ああ、これか、来たか」になります。 書籍・電子版で発売中です。 書の前段に当たる、自宅介護の2年半を描いた『母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記』は、電子版、集英社文庫が発売中です。 3月23日に母が大腿骨頸(けい)部骨折で市民病院に入院。27日に人工関節への置換手術が成功。ここでほっとした私は30日に友人たちと東京に集まって一席囲んだ。いくらかの解放感があったのか、私は久しぶりの深酒でしたたか酔っぱらった。その結果、帰宅する際に私は。JR東日・東海道線の車中で自分のiPhoneを落としてしまった。これが最初のつまずきだった。 翌朝、落としたことに気がつく

    iPhone落としてバイク事故、母の介護をどうしよう?
    toya
    toya 2022/07/03
  • 小田嶋隆さん、お疲れ様でした。そしてありがとう。

    日経ビジネス電子版で「『ア・ピース・オブ・警句』~世間に転がる意味不明」、日経ビジネス誌では「『pie in the sky』~ 絵に描いたべーション」を連載中のコラムニスト、小田嶋隆さんが亡くなりました。65歳でした。 小田嶋さんには、日経ビジネス電子版の前身である日経ビジネスオンラインの黎明(れいめい)期から看板コラムニストとして、支えていただきました。追悼の意を込めて、2021年11月12日に掲載した「晩年は誰のものでもない」を再掲します。 時の権力者だけでなく、社会に対して舌鋒(ぜっぽう)鋭く切り込む真のコラムニスト。その小田嶋さんがつむぐ1万字近い原稿を、短い言葉でどう表現するか。記事タイトルを短時間で考える担当編集者にとっては、連載の公開前日は勝負の1日でもありました。 再掲載するコラムは療養中の病室から送っていただいた原稿です。「晩年」という言葉やそれを何も考えずに使う社

    小田嶋隆さん、お疲れ様でした。そしてありがとう。
    toya
    toya 2022/06/24
  • 「必要でないものを売るのに必要なものは何ですか?」

    みなさまごきげんよう。 フェルディナント・ヤマグチでございます。 今週も明るく楽しくヨタ話からまいりましょう。 宮崎に置いておくためのクルマを買おうと考えています。 使用するのは月に1回か頑張ってもせいぜい2回。レンタカーのほうが合理的と言えばそれまでですが、やはり自分のクルマのほうがしっくりくる。 波乗りに使うのがメインですから、気兼ねなく荷物をポンポン放り込めるクルマがいい。 それならハイエースを買えやという話なのですが、同じクルマを2台持つのはあまりにも芸がない。 安くて壊れなくてガチガチの商用車じゃなくて多少の遊び心があって……このような条件を満たすクルマとなると限られてくる。今、候補に挙がっているのはこんなクルマです。

    「必要でないものを売るのに必要なものは何ですか?」
  • 貯金が少ない人の家は、たいてい散らかっている

    頑張って節約しているのになかなか貯まらない。それは、収入のせいではなく、日々の行動・考え方に問題があるかもしれません。家計相談で多くのご家庭を訪ねるFPの黒田尚子さんが発見したのは「貯蓄ベタな人の家は散らかっている」という法則でした。黒田さんの新刊 『お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか』(日経済新聞出版)より抜粋のうえ紹介します。 FPとして独立して20年超の間、私はさまざまなお宅を訪問して、家計相談を受けてきました。 そこで確信したのは、「お金を貯めている人は部屋が片付いている」という点です。 もちろん、私が相談者の方を訪問する際はあらかじめ日時を指定しますので、もしかするとそれまでに慌ててリビングの片付けや掃除をしたのかもしれません。しかし、日ごろから片付けている人かどうかは、会話の中からすぐにわかるものです。 例えば、面談中に、家計に関するさまざまな資料を追加で見せていただく

    貯金が少ない人の家は、たいてい散らかっている
    toya
    toya 2022/05/17
  • 人材サービス、遠隔診療…医療DXでグローバル狙うメドレー

    医療分野の人材サービスとオンライン診療システムで攻勢をかけ、売上高が急拡大している。新規上場後、新型コロナウイルス禍を端緒とした遠隔診療の規制改革の追い風を受け、成長の素地は整った。ただ、学生時代から起業家として活動する創業者にとって、現在地は道半ば。目指すのは世界だ。

    人材サービス、遠隔診療…医療DXでグローバル狙うメドレー
  • 山崎製パン・飯島延浩氏 製パン王は神を語る

    の「主」は、もうコメではない。 小麦だ。既にコメの消費量をパンや麺の消費量は上回っている。小麦から作られる菓子なども加えればさらに大きな差になるだろう。 その主の原料である輸入小麦のうち、およそ1割を、ある1社が加工していることはあまり知られていない。 製パン最大手の山崎製パンがそれだ。連結売上高は9282億円、業界2位以下10社の売上高をすべて足しても及ばない。戦後に立ち上がった「パン」市場の競争を勝ち抜いた業界のガリバーであり、小麦を日人の「主」に転じた立役者でもある。 その圧倒的な力を背景に、独自の経営を貫く。商品は小売りチェーンの物流センターに納品せず、自社トラックで全国のコンビニエンスストアやスーパーマーケットの店舗にまで自力で配送する。原料の小麦が値上がりすれば、「粉が値上げしているのに我々だけ我慢しろというのはおかしい」と業界に先駆けて値上げを決める。不二家や東

    山崎製パン・飯島延浩氏 製パン王は神を語る
    toya
    toya 2022/03/20
  • エクセルも使いこなす「91歳課長」 年金だけに頼らず生涯輝く 

    仕事は生活のリズムの一つ。私に定年はありません」──。こう語るのは、ねじを扱う専門商社サンコーインダストリー(大阪市西区、サンコーID)の総務部で社員として働く玉置泰子さんだ。玉置さんは91歳。「世界最高年齢の総務部員」としてギネスブックに世界記録として認定された。

    エクセルも使いこなす「91歳課長」 年金だけに頼らず生涯輝く 
  • 「ピップエレキバンにもファンが必要」、フジモトHDが抱えた危機感

    「ピップエレキバンにもファンが必要」、フジモトHDが抱えた危機感