ひきこもりについて大規模な調査結果がまとまりました。人口およそ70万の東京・江戸川区がひきこもりの可能性がある15歳以上のおよそ25万人を対象に初めて大規模な調査を行った結果、40代が最も多く、女性が男性よりも多いことなどがわかりました。調査の結果、見えてきた実態と課題は何か、その詳細です。 ひきこもりの定義について厚生労働省は、『仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人と交流せずに6か月以上続けて自宅に引きこもっている状態』としていますが、区は、今回の調査では6か月という期間を除き、『仕事や学校等に行かず、家族以外の人との交流をほとんどしない人』と定義しました。 江戸川区が初の大規模調査 江戸川区の調査は、およそ70万の区民のうち、14歳以下は不登校の情報が把握できているとして除き、15歳以上の区民のうち、給与収入で課税がない人や介護や障害など行政サービスを利用していない人がひきこもりの可能