2012年秋に実施された新国立競技場の基本計画の国際デザイン・コンクールの詳細な選考過程がようやく明らかになった。事業主体である日本スポーツ振興センターが5月30日、報告書をウェブサイト上で公表した。
中東のイスラエルに関する世間の耳目は、現在停戦中のガザの軍事衝突に集まりがちだ。過去にもこうした紛争が繰り返され、非常に憂慮される事態だが、実は紛争前、日本から多くの企業がイスラエルを訪れていた。政府レベルでも産業R&D協力に関する覚書を交わすなど両国は以前にも増して近づきつつある。その背景にあるのが、ITの世界に大きな影響を与えてきたイスラエル発の技術だ。“中東のシリコンバレー”とも呼ばれ、IT系スタートアップを数多く輩出。大手ITベンダーはイノベーションの源泉として、イスラエル発の企業を次々と買収している。こうしたエコシステムを作り上げた同国の実像に迫る。 トヨタグループでIT分野の研究や調査を担うトヨタIT開発センターは2014年10月23~24日、「クルマ情報 ビッグデータ」を活用するためのハッカソンを開催する(関連記事:トヨタIT開発センターがイスラエルでハッカソン、クルマ情報使
写真●不具合が判明した「DocuWorks 8」のDVDメディア。中央左のバージョン番号が「8.0.3」の場合、ファイル消失のおそれがある 富士ゼロックスは2014年3月18日、同社が販売するWindowsパソコン用文書管理ソフト「DocuWorks 8」の最新版(8.0.3)に重大な不具合があると発表した。該当ソフトを使って特定の条件下で「PDFからDocuWorksへの変換」を実行すると、パソコン内のファイルが意図せずに消失するおそれがある。「最悪の場合、そのドライブのほぼすべてのファイルが消失する」として、注意を喚起している。 不具合が見つかったのは「DocuWorks 8(バージョン:8.0.3)」(写真)で、日本語版/英語版、商品版/体験版ともに影響を受ける。「環境設定」の設定内容が一定条件を満たす場合に変換を実行すると不具合が発生する。「DocuWorks連携フォルダ」「Doc
厚生労働省が研究目的で構築した「ナショナルデータベース(NDB)」で、約1600万人分のメタボ健診のデータが、レセプトのデータとひも付けできないことが判明。 当初想定した医療費削減のための研究に、十分に生かせない状況に陥っている。理由はデータ入力時に「全角」と「半角」が混在していたことだ。 厚労省は2014年3月までにシステム改修を含めた改善策をまとめる。
2012年7月から施行された固定価格買取制度(FIT)によって、日本各地にメガソーラー(大規模太陽光発電所)が続々と稼働し始めた。だが、膨大な数の太陽光パネルを20年間、どのように監視し、どのように保守していけばよいのか。明確な解はなく、試行錯誤が続いている。当コラムでは、太陽光発電システムの施工から運用・保守に詳しい専門家から、動き始めたメガソーラーの実態と課題を聞く。第1回は、日本PVプランナー協会の理事で、横浜市で太陽光発電システムのEPC(設計・調達・建設)サービス企業を経営している池田真樹氏に聞いた。 ――固定価格買取制度(FIT)によって、太陽光発電システムの運用はどう変わったのか 池田氏 FITが施行される前から、規模の大きな太陽光発電システムはあったが、CSR(企業の社会的責任)や研究開発の要素が強く、不具合で止まったとしても、目くじら立てて怒られることはなかった。「1週間
「IoE(Internet of Everything)を強力に推進していく」---米シスコシステムズのジョン・チェンバースCEO(写真1)は2013年6月25日(現地時間)、米国で開催中の同社イベント「Cisco Live 2013」の基調講演で、モノや人、プロセスなど全てをネットワークでつなぎ価値を生み出していくことの重要性を強調した。 同社が掲げるIoEとは、モノのインターネットである「IoT(Internet of Things)」を拡張したものと言える。人とプロセス、データとモノの四つの要素をネットワークで結ぶことで、より情報活用のレベルを上げようというコンセプトだ(写真2)。現状、四つの要素間の連携は「マシン対マシンが45%、人と人が31%、マシンと人が24%」(チェンバースCEO)だという。 IoEの取り組みを進め、四つの要素をうまく連携させることで、新たなアプリケーションも
本連載「Delphi風林火山」は,米Borland Softwareの開発ツール「Turbo Delphi Explorer」を利用した,Windowsプログラミングの解説記事です。毎回一つのアプリケーション製作を通して,Turbo DelphiとDelphi言語の使いこなし,VCLとWindows APIの使い方――などを解説していきます。 Turbo Delphi ExplorerはフリーのWindowsネイティブ・アプリケーション開発環境です。無償版と,4万1895円(税込)の有償版があります。有償版と無償版の違いは,カスタム・コンポーネントをインストールできるかどうかです。無償版でも十分優れたアプリケーションを開発できます。ただし,ある程度複雑なアプリケーションの開発を目指すと,この問題が気になり始めるでしょう。この問題については,連載の最後のほうで触れることにします。Turbo
筆者 shelarcy Haskellは,関数型プログラミングというジャンルに属する言語です。Haskellや関数型プログラミングを題材に物事を見ていくことで,今まで思いもよらなかったような未知の世界を知ることができるでしょう。 プログラミング言語を学ぶという行為には, 言語の基本的な文法や考え方を理解する 言語の文化圏で広く使われている考え方に親しんでその言語らしい書き方を習得する 単に言語を使ってできること以上の知恵を学ぶ の3段階があります。この連載では,三つ目の段階を目標に,Haskellプログラミングの世界を一つひとつ丁寧に紹介していきます。 更新は毎月第1水曜日(1月のみ第2水曜日)
カメラ・メーカーが困惑している。問題の深刻さを,白日の下にさらす測定ツールが登場したからだ。開発したのは,簡便で的確な手ブレ補正効果の測定法を生んだ電気通信大学 電気通信学部 情報通信工学科 准教授の西一樹氏の研究室と谷電機工業。問題とは,一眼レフ・カメラが内蔵するミラーやシャッターの動作に起因する像のブレである。 あるカメラ開発者は言う。「これほど大きな問題とは全く認識してなかった。まだ追試や検証をしていないが,本当だとすれば正直,参った」。 1/60秒では解像度が激減 西研究室らの測定ツールの適用結果によれば,ユーザーが頻繁に使うシャッター・スピード(露光時間),例えば1/60秒において写真の実質的な解像度は,ミラーとシャッターの衝撃によって1/4以下に低下していた。2000万画素で撮っても実は,最高でも500万画素ほどの解像度の写真しか撮れていないことを意味する。さらに,ミラーアップ
すでに先月のことになるが,MIAU(インターネット先進ユーザーの会)が2008年8月27日,「Googleストリートビュー“問題”を考える」という公開シンポジウムを開催した(写真1)。パネリストは主婦連合会常任委員の河村真紀子氏,弁護士の壇俊光氏,専修大学准教授の山田健太氏,OpenTechPress主筆の八田真行氏。多摩大学情報社会学研究所のRA(Research Associate)の中川譲氏が司会を務めた。 Googleストリートビューについては,すでにご存知の方も多いだろう。Googleマップ上に青色で表示された道路の画像を,地上2メートルほどの視点から上下左右の各方向で表示できるというサービスだ(写真2)。米国では2007年5月,日本国内では2008年8月5日から提供されており,9月現在,国内主要12都市の詳細な画像が公開されている(Googleのプレスリリース)。 筆者も自宅周
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