大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」(NHK)は江戸中期、庶民たちによって盛り上がったポップカルチャーの萌芽を描いている。24年の「光る君へ」から2作続く文化系大河だ。 主人公は蔦屋重三郎(以下、蔦重 演:横浜流星)。遊郭街・吉原で育った人物なので、目下の舞台は江戸・吉原。遊郭や女郎の描写が賛否両論を呼んでいる。 とりわけ、第1回、蔦重が子どものときから世話になった女郎・朝顔(愛希れいか)が亡くなったとき、身ぐるみ剥がされ寺に打ち捨てられていたシーンが是か非かネットで話題になった。そのシーンは主人公の今後の考え方や行動に大きな影響を与える重要なシーンであるが、身ぐるみをはがされた状態の再現として肌の露出度が高く、目のやり場に困る視聴者もいたようだ。 これに関して、第1回の放送終了後、出演者側のコメントが先行しSNSで拡散したので、NHKの話を聞いてみたかった。 日曜の夜8時、子どもも見
