シマンテックは9月10日、総合セキュリティソフト「ノートン・インターネットセキュリティ 2009」と、ウイルス対策ソフト「ノートン・アンチウイルス 2009」を発表した。2009年版は「ゼロインパクトのパフォーマンス」を標榜する製品群で、Windowsの起動やスキャン時間の高速化を図り、メモリの使用量を削減するなど、内部的な機能を洗練させることでパフォーマンスの向上を狙った。 スキャンを高速化する「ノートン インサイト」 パフォーマンスの向上という点では、スキャン時間の高速化を目指して「ノートン インサイト」が提供される。従来の手法では、初回であっても2回目であっても全てのファイルをスキャンしていた。2009年版ではノートン インサイトを利用し、いくつかのレベルでファイルを格付けしてスキャンするファイルを削減する。 格付けでは、まず大まかに「ホワイトリスト」で信頼済みのプログラムと、そうで